Sansanが提供する「Eight」は、中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」と、サイボウズが提供している業務アプリ開発プラットフォーム「kintone(キントーン)」が連携することを発表した。今回の連携により、Eight Teamで共有されている名刺情報をボタンひとつでkintoneへ反映でき、kintoneをCRM(顧客情報管理システム)として活用することが可能になる。
Eight Teamとkintoneの連携機能で実現可能なこと
中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」は、名刺管理だけでなく、マーケティングや顧客管理への活用などを提案し、ビジネス機会の創出や拡大を後押しするサービス。中小企業を中心に部署やプロジェクトなどのチーム単位でも利用されている。
今回、Eight TeamとkintoneがAPI連携することにより、Eight Teamで管理されている会社、部署、氏名、メールアドレス、電話番号などの名刺情報をボタンひとつでkintoneに同期できる。データの手入力やデータファイルのインポート作業の手間を省くことで、データ更新の作業時間を大幅に削減するほか、誤字脱字や表記ゆれなどの問題も解決することが可能になる。またEightで更新された名刺情報をkintoneに反映することが可能なため、転職や役職の変更にも即座に対応することができる。
※Eight Team kintone連携機能の利用には、Eight Team、kintoneの両サービスとの契約と機能連携オプションの料金の支払いが必要。