Oneboxは、営業・CS(カスタマーサクセス)に特化したメールサービス「yaritori」の新機能となる「yaritori AI(α)」を2023年5月25日に正式リリースした。yaritori AI(α)は、OpenAI社が提供する最新の自然言語生成モデルGPT-4を活用したメール自動生成機能。
メールサービス「yaritori」とは
yaritoriは、対外的な顧客対応を担う営業・CSに特化したクラウド型のメールサービス。「複数メールの対応状況をチームで一元管理」「Slack・Chatwork連携」などで社内外のコミュニケーションを効率化し、迅速な顧客対応を実現可能にする。
「yaritori AI(α)」の正式リリース
今回リリースしたyaritori AI(α)はOpenAI社が提供する最新の自然言語生成モデルGPT-4を活用したメール自動生成機能。2023年2月よりパイロット版を提供開始し、顧客の声などをもとに改良を重ね、「メール文の自動作成」「丁寧語への変換」「日本語から英語への翻訳」機能をα版として正式リリースした。
「yaritori AI(α)」正式リリースにともなうアップデートポイント
1. 独自のプロンプトを組み込むことで精度の高い文章を生成可能に
yaritori AI(α)に組み込む独自プロンプト(自然言語処理モデルGPT-4が文章を作成するための命令文・入力文)を調整。これにより、受信メールの内容を認識したうえで文章を生成し、より精度の高いメール文章を作成することが可能。
2. 最新AI「GPT-4」へのアップデート
OpenAI社による旧式のGPT-3.5より知能レベルが高いGPT-4にアップデートすることで、メール生成のクオリティを上げることが可能となった。
3. 「丁寧語」へのリライト機能/「日本語→英語」への翻訳機能を追加
メール作成の際に文字を入力したうえで「丁寧にする」「翻訳する」をクリックすると、「丁寧な文章」への自動変換や「日本語→英語」への翻訳が可能になる機能を新たに追加した。