RevComm(レブコム)が提供する音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」は、2024年卒業予定で就職活動中の大学生321名を対象に、営業職に対するイメージ調査を実施した。
調査概要
- 調査概要:就活生の営業職に対するイメージ調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2023年1月27日~1月30日
- 有効回答:2024年卒業予定で就職活動中の大学生321名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
調査結果
-
24年卒就活生の約半数が「営業職」に興味
「Q1.あなたは、現在、営業職に興味はありますか」(n=321)と質問したところ、「非常に興味がある」が14.7%、「やや興味がある」が33.6%となり、約半数が興味があると回答した。
-
営業職に対するイメージとして、64.2%が「気合」や「根性」と回答
「Q2.あなたが営業職に対して抱いているイメージを教えてください」(n=321)と質問したところ、「『気合』や『根性』」(25.6%)、「どちらかというと『気合』や『根性』」(38.6%)を合わせると6割を超える割合となった。一方、「『戦略的』や『スマート』」(13.1%)、「どちらかというと『戦略的』や『スマート』」を合わせた割合は約3割となった。
-
「気合」「根性」のイメージ理由、「ノルマがきつそうだから」が7割以上
Q2で「『気合』や『根性』」「どちらかというと『気合』や『根性』」と回答した人に、「Q3.営業職に『気合』や『根性』といったイメージがある理由を教えてください(複数回答)」(n=206)と質問したところ、「ノルマがきつそうだから」が71.8%ともっとも多い回答となった。次いで、「常に自分の成績が気になりそうだから」(46.6%)、「漠然と体育会系なイメージがあるから」(35.4%)が続いた。
-
ドラマのイメージや「責任が大きそう」という声も
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q4.Q3で回答した以外に、営業職に『気合』や『根性』といったイメージがある理由を自由に教えてください(自由回答)」(n=206)と質問したところ、138の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- 20歳:ドラマなどではビジネスマンがあちこちへ営業へ走る姿が出てくるから。
- 20歳:営業職は会社の売上に影響力のある仕事なので、責任が大きそうだから。
- 22歳:身近な人々から聞くイメージがあるから。
- 21歳:数字や結果がすべてな気がする。
- 22歳:自分の力で仕事を勝ち取りに行くイメージのため。
-
「戦略的」「スマート」のイメージ理由、「戦略的に営業できる人が成果をあげられると思う」
Q2で「『戦略的』や『スマート』」「どちらかというと『戦略的』や 『スマート』」と回答した人に、「Q5.営業職に『戦略的』や『スマート』といったイメージがある理由を教えてください(複数回答)」(n=93)と質問したところ、「戦略的に営業できる人が成果をあげられると思うから」が53.8%ともっとも多い回答となった。次いで、「データ活用が進んでいると思うから」(34.4%)、「様々な営業ノウハウを学べる時代だと思うから」(32.3%)が続いた。
-
「気合いや根性だけの時代ではなくなった」の声も
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q6.Q5で回答した以外に、営業職に『戦略的』や『スマート』といったイメージがある理由を自由に教えてください(自由回答)」(n=90)と質問したところ、70の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- 22歳:マーケティングに即した営業が進んでいると感じているから。
- 21歳:気合いや根性だけで押し売りができる時代ではなくなったと思うから。
- 21歳:クリティカルパスで営業は進んでいくと思うから。
- 20歳:ドラマの影響。
- 20歳:相手の意向を汲み取る必要があるから。
- 21歳:巧みな話術で契約を取るイメージがあるから。
-
システムやデータを活用した営業の実態を受け、半数以上がギャップを実感
Q2で「『気合』や『根性』」「どちらかというと『気合』や『根性』」と回答した人に、「Q7.現在、企業の営業活動において、AIツールを用いた商談の分析やノウハウの蓄積、営業支援システムとのデータ連携などの取り組みが行われています。そのような営業職における新しい取り組みを受けて、あなたが営業職に対して抱いていたイメージにギャップはありましたか」(n=206)と質問したところ、「かなりあった」が10.7%、「ややあった」が40.3%となった。
-
システムやデータを活用した営業職のやりがい、「成果につなげやすくなる」などの声
「Q8.企業の営業活動において、AIツールを用いた商談の分析やノウハウの蓄積、営業支援システムとのデータ連携などの取り組みが行われています。そのような営業職における新しい取り組みを受けて、あなたは、現在の営業職にどのようなやりがいがあると思いますか(複数回答)」(n=321)と質問したところ、「成果につなげやすくなる」が41.7%、「改善サイクルを回しやすくなる」が33.6%、「目標が明確になる」が30.2%という回答となった。
-
「様々な視点からの意見が聞けて知見が広がる」などの声も
Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q9.Q8で回答した以外に、あなたが考える営業職のやりがいとして感じるものを自由に教えてください(自由回答)」(n=131)と質問したところ190の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- 21歳:自分の頑張りが会社の成果に直結するという点。
- 22歳:様々な視点(他社や他部署など)からの意見が聞けるので自身の知見が広がる。
- 21歳:自分の一言で事業が進む可能性があること。
- 21歳:お客さんとのつながり、人脈の拡張。
- 22歳:会社の顔として、社外の人と接すること。
- 21歳:お客様との信頼関係構築。
-
システムやデータを活用した営業の実態を受けて興味が湧いたとの声も
Q1で「あまり興味がない」「全く興味がない」と回答した人に、「Q10.システムやデータを活用した営業が行われている実態を受けて、あなたは、営業職に対する興味に変化はありましたか」(n=138)と質問したところ、「非常に変化があった」が2.1%、「やや変化があった」が13.8%という回答となった。