Sansanは、東急建設が営業DXサービス「Sansan」を全社導入したことを発表した。同時に、複数のシステムに分散化した顧客情報の統合とリッチ化を可能にする「Sansan Data Hub」機能を提供。全社横断でのデータベースを構築し、データの利活用による営業DXを推進する。
東急建設は、2021年3月より企業ビジョンとして「VISION2030」を掲げ、その達成に向けた長期経営計画を策定している。長期経営計画ではデジタル技術を競争優位の源泉として位置付けており、その一環である「顧客接点のデジタル化」を目的として今回Sansanを導入した。Sansanの活用により、全社員の顧客接点情報をデータ化して一元管理することで、営業活動の生産性向上に取り組む。
また、デジタルマーケティング施策の強化を目指し、Sansanで正規化・最新化された人物データと東急建設が保有する顧客データを効率的に統合して活用するために、Sansan Data Hub機能が採用された。
期待する効果
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全社横断での顧客データベースを構築
SansanおよびSansan Data Hub機能の導入により、顧客情報を人物単位で一元管理化。名刺、帝国データバンク、登記情報から正確かつ最新の企業情報へ正規化し、常にデータをクレンジングすることで、情報の鮮度を担保した全社横断での顧客データベースの構築を実現する。
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顧客データの量と質を向上し、デジタルマーケティング施策を強化
Sansanを全社員で利用することで、営業部以外の人脈もマーケティング活動に活用することが可能となる。さらにSansan Data Hub機能を活用することで、付加価値の高い情報を顧客データへ付与でき、より高度なセグメンテーションとターゲティング精度の向上を実現する。
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顧客アプローチの効率化と生産性向上をサポート
Sansanの名刺データを起点とすることで、正確かつ最新の企業・人物情報を取得することが可能。人脈の可視化と顧客情報のリッチ化によって誰にアプローチすべきかが明確になり、営業活動の生産性向上が期待できる。