ロジック・ブレインは、1on1ミーティングを実施しているサービス業・製造業の経営者を対象に「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する実態調査を実施。今回は「企業の1on1」について結果を発表した。
- 調査概要:「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する経営者への実態調査
- 調査期間:2022年8月29日(月)~2022年9月1日(木)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査人数:1,023人(サービス業の経営者515人、製造業の経営者508人)
- 調査対象:1on1ミーティングを実施しているサービス業・製造業の経営者
- モニター提供元:ゼネラルリサーチ
調査結果
1on1ミーティングが企業の売上や成長に反映されていると思うかたずねた。その結果、86.4%が「はい」、13.6%が「いいえ」と回答した。 次に、1on1ミーティングはどのくらい社内に浸透していると思うかたずねた。その結果、「とても浸透していると思う」(27.6%)と「ある程度浸透していると思う」(54.4%)の計82.0%が「浸透していると思う」と回答した。
業種別の回答結果
- サービス業の経営者:「とても浸透していると思う」32.2%、「ある程度浸透していると思う」50.3%
- 製造業の経営者:「とても浸透していると思う」22.8%、「ある程度浸透していると思う」58.5%
1on1ミーティングの質について、従業員の誰が実施しても同じクオリティのものができていると思うかたずねた。その結果、「クオリティに大きな差がある(とても違いがある)」(13.8%)と「クオリティに多少の差がある(やや違いがある)」(56.3%)の計70.1%が「クオリティに差がある(違いがある)」と回答した。
業種別の回答結果
- サービス業の経営者:「クオリティに大きな差がある(とても違いがある)」14.6%、「クオリティに多少の差がある(やや違いがある)」54.2%
- 製造業の経営者:「クオリティに大きな差がある(とても違いがある)」13.0%、「クオリティに多少の差がある(やや違いがある)」58.5%
1on1ミーティングの内容や結果を従業員の評価に反映しているかたずねた。その結果、「かなり反映している」21.3%、「ある程度反映している」(58.3%)の計79.6%が「反映している」と回答した。
社内の1on1ミーティングにおいて、上司と部下の間で本音でのやり取りがなされていると思うかたずねた。その結果、23.1%が「とてもそう思う」、55.9%が「ある程度そう思う」、18.1%が「あまりそうは思わない」、2.9%が「全くそうは思わない」と回答した。
社内の1on1ミーティングにおいて、パワハラに該当するような言動はないと認識しているかたずねた。その結果、80.4%が「はい(パワハラに該当するような言動はないと認識している)」、19.6%が「いいえ(パワハラに該当するような言動もあると認識している)」と回答した。