学情は、企業・団体の採用担当者を対象に採用活動に関するインターネットアンケートを実施。「2023年卒の採用状況」「採用活動における課題」について調査し、その結果を発表した。
<調査概要>
- 調査期間:2022年7月11日~2022年7月20日
- 調査機関:学情
- 調査対象:全国の企業採用担当者
- 有効回答数:614名
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
<比較対象 調査概要>
- 調査期間:2021年7月6日~2021年7月30日
- 調査機関:学情
- 調査対象:全国の企業採用担当者
- 有効回答数:667名
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。
調査結果
2023年卒の採用活動における課題をたずねた。1位は「内定辞退の防止」(52.2%/昨年比9.7ポイント増)となった。これに関連する「入社意欲の向上」(45.7%)は昨年から6.1ポイント、「選考辞退の防止」(33.2%)は昨年から11.3ポイント増加した。
内々定辞退者数についてたずねた。36.2%の企業が「昨年と比較して増えた(大幅に増えた+やや増えた)」、19.2%が「昨年と比較して減った(大幅に減った+やや減った)」と回答。「増えた」が「減った」を17.0ポイント上回った。 選考中の辞退者数でも、「増えた」(35.1%)が「減った」(14.9%)を上回った。
7月時点での採用活動状況をたずねた。73.6%が採用活動を「継続中」と回答し、昨年同時期に比べて1.1ポイント増加した。また、5.3%が「いったん終了したが、夏・秋採用計画(実施)中」と回答。昨年同時期を2.5ポイント上回った。