ベーシックは、アライアンスクラウドと業務提携することを発表した。この業務提携により、見込み顧客の獲得から受注まで一気通貫した支援が可能となり、受注率の向上やリードタイムの短縮に貢献する。
アライアンスクラウドが運営する決裁者アポイント獲得支援SaaS「アポレル」は、受注確度の高い決裁者へのアプローチ方法を提供することで、企業の営業活動の効率化を支援している。企業の営業活動をより効率化するためには、Webサイトにてサービスをわかりやすく伝える必要性や、決裁者と商談後に受注に至らなかった場合に適切なタイミングを検知したうえで再アプローチを行う必要性があった。
このような背景を受けて、ベーシックが運営するオールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One」との業務提携が決定した。ノーコードでWebページの作成・更新ができるCMS機能を備え、見込み顧客の獲得に必要なマーケティング施策をオールインワンで実行できるferret Oneと、営業支援ノウハウを持つアポレルが提携することで、営業・マーケティング領域の包括的なDX支援を実現する。
アポレルにより見込み顧客が抱える課題感や商談に対する所感を把握し、顧客のニーズに応える提案の作成が可能になる。一方ferret Oneでは、Webページの作成や更新、アポレルで獲得した検討リストへのメール配信、検討度の高い顧客の検知を可能にするほか、これまで培ったマーケティングノウハウに基づく伴走サポートを実現する。これにより、受注率の向上やリードタイムの短縮に貢献する。
今後は、両者の顧客へ営業・マーケティングナレッジを提供する共催ウェビナーを実施するほか、両社が運営するWebメディアにおけるコンテンツの共同制作や転載、よりシームレスな顧客体験の実現に向けた両社サービスのシステム連携など、互いの顧客基盤の連携も視野に入れてサービスを提供していく。