HiCustomerは、同社が開発・運営するSaaSのプリセールス・オンボーディング支援ツール「Arch by HiCustomer(以下、Arch)」が、デジタル人材採用を加速する採用管理システム「HERP Hire」を提供するHERPに導入されたことを発表した。採用管理システムでのArch採択は初となる。
HERPは、利用顧客との契約後、顧客内採用チームおよび採用に関わる各部門の担当者に向けてカスタマーサクセス担当によるオンボーディング支援を実施している。本来は「業務効率化」「データ活用」「現場を巻き込んだ採用活動の実現」の支援を目指しているものの、実際は基本操作案内・初期設定フォローに時間を使っていた。このような課題を、顧客自身が設定完了まで自走できる環境を構築することで解決するため、Archを導入した。
Archは、売り手企業が買い手企業へ向けて、製品の購買・導入プロジェクトに関する情報を一元的に管理する「ページ」を作成し共有することで、買い手企業の購買・導入体験最適化を実現するプロダクト。進捗やタスクなど諸情報のプロジェクト横断での見える化や、買い手企業向けの自動リマインド機能などを通じ、売り手企業の営業・カスタマーサクセス担当者の抱えるプロジェクトの管理・支援工数を低減し、業務工数削減や生産性の向上を実現する。
Arch導入後の成果
Archの活用により顧客自身が設定完了まで自走できる環境を構築したことで、カスタマーサクセス担当による支援を「利用開始」から「成果創出」の伴走へ切り替えられた。
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カスタマーサクセス担当の説明工数削減
キックオフ前に初期設定や基本操作を行うタスクを依頼したことで、カスタマーサクセス担当が口頭で設定方法や基本機能の説明を行う時間を削減できた。
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より「深い」オンボーディングの実現
事前に顧客にHERPを触ってもらうことで顧客のプロダクト理解が進み、キックオフ時の質疑応答の質・量が向上した。設定/基本機能の説明時間を削減できたことで、採用成功までの運用に関する議論ができるようになり、以後の導入がスムーズになった。