オージャストは、在宅アシスタントを活用する経営者110名を対象に「在宅アシスタント活用に関する実態調査」を実施。その結果を発表した。
調査概要
- 調査概要:在宅アシスタント活用に関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2022年6月15日~同年6月15日
- 有効回答:在宅アシスタントを活用する経営者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
調査結果
在宅アシスタントの活用を始めたきっかけをたずねた。「新型コロナウイルス感染拡大により、リモート対応が余儀なくされたため」(60.9%)がもっとも多く、「社内のDXを推進させるため」(39.1%)、「社員をよりコア業務に注力させるため」(36.4%)が続いた。
在宅アシスタントに依頼している業務は「事務」(30.1%)がもっとも多く、「経理」(19.1%)、「ライター」(11.8%)が続いた。
在宅アシスタント活用の効果について、81.9%が「効果を得られた」と回答した(「期待以上に得られた」31.0%、「期待通りに得られた」50.9%の合算)。
在宅アシスタント活用の効果を得られた人を対象に、どのような効果を得られたかたずねた。「自身の作業負担を減らすことができた」(57.8%)がもっとも多く、「社内のオンライン化が進んだ」(52.2%)、「社員がコア業務に集中できるようになった」(40.0%)と続いた。
在宅アシスタント活用の効果について「わからない/答えられない」以外を回答した人に、在宅アシスタントによって期待以上に助けられた経験をたずねた。回答は次のとおり。
<自由回答・一部抜粋>
- 外部のスタッフからの今までにない観点が新鮮だった。(56歳)
- 社員よりも早く、質の高い仕事をしてくれた。(49歳)
- 交通費など経費削減。(51歳)
- 思っていた以上に業務の効率化ができた。(38歳)
- 業務の知識が自社に少ないので高い成果があった。(59歳)
- 時間を有効に使え、業務がはかどった。(56歳)
- 事務所経費の削減等もあり、案件が減った中での利益を確保できるようになった。(52歳)
- 納期など臨機応変に対応頂けた。(54歳)
在宅アシスタント活用における課題を感じているかたずねたところ、75.5%が「課題を感じている」と回答した(「非常に感じている」37.3%、「やや感じている」38.2%の合算)。
在宅アシスタント活用における課題を感じていると回答した人を対象に、課題の内容をたずねた。「スキルレベルが事前にわかりづらい」が56.6%、「迅速なコミュニケーションが取りづらい」が55.4%、「マネジメント能力がない」が38.6%という結果になった。
在宅アシスタント活用における課題を「感じていない」と回答した人を対象に、在宅アシスタント活用で工夫していることをたずねた。「相手の状況や事情を理解する」(63.0%)がもっとも多く、「テキストコミュニケーションで情報を明確化する」(22.2%)、「相手の対応範囲や得意分野を理解する」(22.2%)が続いた。そのほかの回答は次のとおり。
<自由回答・一部抜粋>
- 連相をしっかりしている。(34歳)
- 自分ができない不得意な仕事内容を頼むようにする。(52歳)
- 自由な時間の使い方。(49歳)
- 相手の家庭環境に配慮する。(58歳)