Salesforceは、中小企業庁が制定する「中小企業魅力発信月間」にあわせて、中小企業およびスタートアップのビジネスを支援するプログラム「Salesforce 中小企業 イノベーション支援プログラム」を開始することを発表した。
新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークをはじめとするニューノーマルな働き方が浸透。総務省が発表した「令和3年度版 情報通信白書」では、DXに着手しクラウドサービス・テレワークを導入している企業は、導入していない企業に比べて労働生産性が高いことが明らかにされている。
一方、中小企業の大半はDXに向けたIT・デジタル化の途上にあり、専門家の経営相談、先行事例の公表、ベンダー・ツール情報の提供など、DXの取り組み方法に関する情報や専門的知識に支援ニーズが高いことが指摘されている。
このような課題を受けて、Salesforceは、新たにデジタルを活用して営業力強化を目指す中小企業向けコース「営業DXコース」、昨年国内スタートアップ企業を対象に開催した「Salesforceスタートアッププログラム」を拡充した「BtoB SaaSコース」の2本を策定。採択されたスタートアップ企業・中小企業を対象に、Salesforceが事業運営で培った知見やノウハウ、Salesforce製品を活用したビジネスのブラッシュアップ、営業スキルの向上、組織体制の構築支援を無償で提供する。