移住・関係人口促進のためのマッチングサービス「SMOUT」を運営するカヤックが、関係人口から移住・定住に関するサービス・メディアをまとめた「地域系サービス・メディアカオスマップ2021年度版」を公開した。
SMOUTのコメント(一部抜粋)
2018年には、地域のコミュニティを活性化する地域通貨サービスやコミュニティコイン、クラウドファンディングサービスなどが目立ちましたが、2019年に入ると多拠点居住サービスや地域の仕事体験サービスが続々と立ち上がりました。2020年には、多拠点居住とワーケーションのサービスに加え、地域での副業、リモートワークや、地域のオンラインイベント・サロンの活性化が目立ちました。
2021年は関係人口や移住の切り口の多様化から、紹介するサービス・メディア数、カテゴリーが大幅に増加し、昨年の約1.5倍となりました。2021年の特徴として、関係人口を生み出す領域の広がりが感じられる注目のカテゴリー「観光2.0」があります。サウナや銭湯、キャンプやバンライフ、推し活といった、これまではこのカオスマップには入ってこなかった「交流人口」を示すような「観光」のジャンルが、「関係人口」に近づいてきていると考えられます。また、これまでも地域課題としてあった、空き家や事業継承への関心が高まり、サービスの利用者が増えていることも特徴です。