Job総研を運営するライボは、2022年4月入社の新社会人男女114名を対象に「新社会人 テレワーク実態調査」を実施した。
「テレワークの働き方を実施している」が79.8％
2022年4月入社の新社会人におけるテレワーク実施の有無を尋ねると、全体の79.8％が「実施している」と回答。頻度は「週に数回」が49.4％と最多、次いで「フルリモート」が25.9％、「月に数回」が17.6％、「年に数回」が7.1％であった。なお、入社日当日は出社が60.5％と出社率がリモート率を上回っていた。
7割が「就活の企業選定でテレワークを重視しなかった」
就活の企業選定でテレワークをどの程度重視していたかを尋ねると、「こだわっていなかった」の59.6％、「低めの希望条件だった」の8.8％を合算し、計68.4％が働き方としてテレワークを重視していなかったことが明らかに。なお、重視派の回答は31.6％であった。「重視派」の回答理由でもっとも多かったのが「通勤コストの負担がなくなるため」で43％、次いで「生産性がアップするため」が17.7％、「コロナ感染のリスクを減らすため」が16.5％と続いた。
入社式は「対面式」50％「リモート」50％と二分化
入社式の参加形態を尋ねると、出社して参加する「対面式」が50％、リモートで参加する「リモート式」が50％という結果に。また、研修の参加形態については「リモート研修」が68.4％で、「対面研修」が29.8％であった。
テレワークについて71％が「満足」、95.6％が「賛成」
新社会人のテレワークに対する満足度を尋ねると「満足」が36.8％、「やや満足」が34.2％と、計71％が満足している旨を回答。また、テレワークという働き方への賛否を問うと、「賛成」68.4％、「やや賛成」が27.2％と、計95.6％が賛成の旨を回答していた。
オフィス「必要」が76.3％
現代の働き方におけるオフィスの必要性を尋ねると、「必要」が30.7％、「どちらかといえば必要」が45.6％と、計76.3％が「必要」である旨を回答した。
調査概要
- 調査地域：全国
- 回答者条件：20人以上の規模の会社に所属する2022年4月入社の新入社員
- サンプル数：114人
- 調査期間：2022年3月23日～28日
