「働きがいのある会社」に関する調査・分析を行うGreat Place to Work Institute Japanは、 日本における「働きがいのある会社」ランキングの2022年版ベスト100を発表した。なお、今年より「働きがい認定」制度がスタートし、一定水準を満たした企業が「働きがい認定」企業として選出され、その中から上位100社(大・中・小規模ごとの選出社数の合計が100社)がランキングとして選出される形に変更となっている。
従業員規模別の第1位~第10位は次のとおり。順位横()内は選出回数を示している。
大規模部門 (従業員規模1,000人以上)
- (8)セールスフォース・ジャパン(情報通信業)
- (5) シスコシステムズ (情報通信業)
- (6) レバレジーズグループ(サービス業(他に分類されないもの))
- (14)ディスコ(製造業)
- (13) アメリカン・エキスプレス(金融業,保険業)
- (10)プルデンシャル生命保険(金融業,保険業)
- (10)DHLジャパン(運輸業,郵便業)
- (16) モルガン・スタンレー(金融業,保険業)
- (6)アクセンチュア(学術研究,専門・技術サービス業)
- (11)セプテーニグループ(情報通信業)
中規模部門(従業員規模100-999人)
- (8) コンカー(サービス業(他に分類されないもの))
- (6)CKサンエツ製造業)
- (5) キュービック(情報通信業)
- (1)日本ケイデンス・デザイン・システムズ(情報通信業)
- (7) アチーブメント(学術研究,専門・技術サービス業)
- (5) iYell(情報通信業)
- (8) freee(情報通信業)
- (7) ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(学術研究,専門・技術サービス業)
- (10)FCE Holdings(サービス業(他に分類されないもの))
- (8) ナイル(情報通信業)
小規模部門 (従業員規模25-99人)
- (4) あつまる(情報通信業)
- (3) 現場サポート(情報通信業)
- (1) HubSpot Japan(情報通信業)
- (5) バーテック(製造業)
- (1)アイグッズ(卸売業,小売業)
- (3)E・GROUP(不動産業,物品賃貸業)
- (4)アンジェラックス(生活関連サービス業,娯楽業)
- (2) 湘南ゼミナールオーシャン(教育,学習支援業)
- (2) ウィローズグループ(不動産業,物品賃貸業)
- (5)新経営サービス(学術研究,専門・技術サービス業)
調査内容
調査は、同社が提唱する「全員型『働きがいのある会社』モデル」に基づいた次の2種類のアンケートで構成される。
- 働く人へのアンケート:選択式設問(60問)・自由記述式設問(2問)・属性・認識を問う設問(8問)
- 会社へのアンケート:企業文化や会社方針、人事施策(採用、経営層からの意見浸透、従業員からの意見聴取、人材育成、ダイバーシティ、ワークライフバランス、社会・地域貢献活動など)の具体的な取り組み内容