SAPジャパンと日本IBMは、旭化成が、SAPのクラウド人事システム「SAP(R) SuccessFactors(R)」を採用したことを発表した。
繊維・ケミカル・エレクトロニクス事業からなる「マテリアル」、住宅・建材事業からなる「住宅」、医薬・医療・クリティカルケア事業からなる「ヘルスケア」の3つの領域で事業を展開している旭化成。同社は「終身成長」をキーワードとしながら「個の成長と強い組織を作るマネジメント力強化」「主体的キャリア形成と成長の支援」「多様な個やチームの強化」「人事の仕事の見直し」を掲げ、SAP SuccessFactorsが採用された。社員1人ひとりの主体的なキャリア形成と成長を支えると同時にマネジメント層が個々人の状況をリアルタイムで把握したコミュニケーションを実現できる仕組み、そして人材の「終身成長」を後押しする制度刷新への対応力が評価され、導入に至ったという。
日本IBMは、企業のSAP SuccessFactors活用を支援してきた実績やIBM自身の利用経験に基づいて、旭化成の新しい人材情報管理と後継者計画、キャリア開発のパイロット導入を実施し、SAP SuccessFactorsを用いた新業務プロセスのイメージ確認や、各種システム機能への理解を深める支援を推し進めている。