日立ソリューションズは、RealtimeBoardと販売代理店契約を締結し、付箋や豊富なテンプレートなどを利用して直感的に操作でき、オンライン会議やワークショップでの共同作業を支援するビジュアルコラボレーションプラットフォーム「Miro」の提供を開始する。オンライン上の協創空間「日立ソリューションズ DXラボ」では、Miroを活用したワークショップのノウハウも提供される。
リモートワークが普及し、オンライン上での会議やワークショップが急速に増えている。そのような場では、紙やホワイトボードを使うリアルな場と異なり、複数人がイメージを共有して同時に意見を書き込み合ったり、ブレインストーミングで出されたアイディアを体系化して整理したりすることが難しく、共同作業を通じた価値の創出に課題があった。
こうした背景を受けて、同社は自社の会議や、顧客・パートナーとオンライン上で協創する「日立ソリューションズ DXラボ」でMiroを導入し、アイディア創出からビジネスモデルの構築まで幅広く活用してきた。このたび、Miroやその活用ノウハウも合わせて提供することで、オンラインとリアルな場を組み合わせたハイブリッドな働き方改革や、企業のDX推進を支援していく。
Miroはパソコンやタブレット、スマートフォン上のブラウザやアプリケーションからオンライン上にあるホワイトボードに対して、キーボードや手書きによる文字入力、付箋の貼り付け、作図を行えるサービス。マインドマップやアプリケーション開発におけるワイヤーフレームなどのテンプレートを提供するとともに、ZoomやMicrosoft Teams、Slackなどのサービスとも柔軟に連携し、会議や共同作業の質を向上させることができる。
日立ソリューションズは、MiroやZoom、企業間情報共有システム「活文 Managed Information Exchange」を連携させることで、機密性の高い情報を取り扱う会議でもセキュアにコミュニケーションを行える環境を提供し、リモートワークを活用した働き方改革や企業のDXを加速させる。
画像:サービスの利用画面イメージ 背景