ブレーンバディが新規の法人営業経験のある会社員220名を対象に「セールス組織に関する調査」を実施した。
営業の育成「先輩営業に一任しており、内容にばらつき」が7割超え
営業スキルに対して、8割以上が「営業スキルのばらつき」「パフォーマンスの差」に課題を感じていることが明らかに。営業の育成に関しては7割以上が「先輩営業に一任しており、内容のばらつきがある」と回答していた。また、「(上記回答を受けて)自社の営業部・チームの課題について思うこと」を尋ねると、約7割が、現場・担当者任せの教育に課題を感じていると回答し、営業組織の教育現場に対する課題が明らかに。なお、営業組織力向上における施策について尋ねると「中途採用の強化」が1位で、次いで「OJT研修の導入」「マネージャー研修の導入」が上位に並んだ。
「営業スキル」に関する課題について教えてください。
「営業の育成」に関する課題について教えてください。
上記回答を受けて、自社の営業部・チームの課題について思うことを教えてください。
上記回答を受けて、営業組織力向上における施策として自社で取り組んでいることはありますか?
4割超がSFA/CRMツールを導入も、「入力が面倒」「活用しきれていない」の声
42.7%がSFA/CRMツールを導入していると回答が集まったほか、その半数以上が「直近3年以内に導入した」と回答し、SFA/CRMツールを導入する企業の増加がうかがえる結果に。SFA/CRMツール導入メリットとして「案件や顧客管理を可視化」「営業フローの可視化」という声がある一方、デメリットとして「入力が面倒なこと」「活用しきれていないこと」という声も挙がった。
自社で直近3年以内にSFA/CRMツールの導入をしましたか。
SFA/CRMツールのメリットを教えてください。
SFA/CRMツールの導入デメリットを教えてください。
「セールス・イネーブルメント」の認知度は50%以上 「必要」は7割超え
半数以上が「セールス・イネーブルメント」という言葉を認知していた同調査では、7割以上のセールスパーソンが「自社に必要」「自社の営業課題を解決するために効果的」と回答していました。「セールス・イネーブルメントについてより詳しく知りたいですか?」という質問に対しては、72.6%が「知りたい」と回答しており、今後セールス・イネーブルメントに関する情報の価値が高まってくることが予想される結果に。また、71.8%が「セールス・イネーブルメントが将来必要になる」と回答していた。
セールス・イネーブルメントという言葉を知っていますか?
「セールス・イネーブルメント」が自社に必要だと思いますか?
「セールス・イネーブルメント」は自社の営業課題を解決するために効果的だと思いますか?
「セールス・イネーブルメント」についてより詳しく知りたいですか?
「セールス・イネーブルメント」は将来必要になると思いますか?
調査概要
- 調査対象:全国の新規法人営業を1年以上担当しているビジネスパーソン220名
- 調査期間:2021年9月6日(月)-9月7日(火)