Sansanは、島精機製作所が法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」の導入と、データ統合機能「Sansan Data Hub」の活用を開始したことを発表した。
近年アパレル業界は、問題視されていた廃棄ロスなどの環境問題に新型コロナウイルス感染症の影響も加わったことで、業界の構造そのものが変化するターニングポイントに立たされていた。同社でも、設備投資マインドの大きな冷え込みや、世界各地で工場の操業停止や営業活動の中断の影響により、厳しい事業環境が続いている。
このような事業環境を背景に、同社は2021年5月に新しい中期経営計画「Ever Onward 2023」を策定。また、中期経営計画の注力テーマのひとつとして「ソリューションビジネスへの業態変換」に取り組んでいる。これにともない、データを活用したソリューション営業へシフトすることを目的にSansanおよびSansan Data Hubの導入に至った。既存のCRMツールにSansan Data Hub を活用し、MAツールとSansanで登録された名刺情報を連携させ、企業情報・人脈情報・営業記録などのあらゆる顧客情報を整理・統合。これにより、市場ニーズに即した付加価値のあるソリューション営業の強化を目指す。
「Sansan」および「Sansan Data Hub」の選定ポイント
- 組織全体の顧客情報共有プラットフォームとしての活用
- 人脈の有効活用による、ソリューション提案機会の創出
- 顧客アプローチの効率化と生産性向上に寄与