SAPジャパンは、金融サービス業界向けジョイントベンチャー「SAP Fioneer(エスエーピー・ファイオニア)」が2021年9月1日付でグローバルに設立されることを受け、日本法人「SAP Fioneerジャパン」を同日設立することを発表した。今年4月にSAP SEとITおよびデジタルビジネスを専門とする投資会社のDediq GmbHが提携し、SAP Fioneerという金融サービス業界に特化した合弁会社を設立する発表を受けて、このたびグローバルの法人設立と同時に日本法人を設立する。
SAP Fioneerは、金融サービス業界のお客様のニーズにより的確に対応し、急速に変化する銀行および保険業界の顧客に対するSAPのソリューションやサポートの拡充に取り組んでいく。なお、SAP FioneerのCEOには、SAPドイツの役員であり、サービス産業事業を統括しているDirk Kruse氏が就任する。
日本法人の設立にあたり、現在SAPジャパン インダストリー&カスタマーアドバイザリー統括本部 デジタル・インダストリー・ソリューション第1部部長を務める石浦謙氏がSAP Fioneerジャパンの代表取締役社長に就任するほか、SAPジャパン代表取締役社長の鈴木洋史氏は、現在の役職に加えてSAP Fioneer ジャパンの社外取締役に就任する。これにより、SAPジャパンとSAP Fioneer ジャパンの堅固なパートナーシップ構築を目指す。