「BIZTEL」 を展開するリンクは、営業支援AIソリューション「SAIN」を提供するブリッジインターナショナルと、SAINのパートナー契約を締結したことを発表した。
BIZTELは、コールセンターやオフィスの電話環境がパソコンとインターネット回線のみで構築できるクラウド型テレフォニーシステム。2006年のサービス開始以来、さまざまな業界・規模の企業に導入されており、現在 1,700 社を超える企業において電話業務の改善を支援している。登録した架電先リストへの自動発信を行う 「アウトバウンドオプション 」 や、担当者ごとの発信数・コンタクト数・コンタクト率などを自動集計する「アウトバウンドレポート」 など、インサイドセールスなどの架電業務の効率化に貢献する機能も提供されており、多くの営業現場で利用されている。
SAINは、AIを活用してインサイドセールスにかかわるすべての管理者と架電担当者の業務を支援するクラウドサービス。顧客情報や通話音声などを対象としたビッグデータ解析を通して、インサイドセールスの指導強化・会話内容の品質向上・成約可能性の高い見込み客の発見などの業務効率化に貢献する。
このたびの業務提携で、BIZTELはSAINの「モニタリング機能 」「コールナビ機能」とのシステム連携に対応。モニタリング機能では、バッチ処理による通話音声のテキスト化や、顧客と担当者の発話比率の計測、通話内容の検索・分類、顧客が発するワードの出現数に関する推移の表示など、主に架電担当者への指導やセールストークの分析に役立つ機能が提供される。また、コールナビ機能では、リアルタイムでの通話音声のテキスト化に加え、BANT(Budget、Authority、Needs、Timeframe)のヒアリング状況の自動表示や、会話内容に応じたアラート・セールストークのヒントの提示、重要な発言内容のテキストデータの抜き出し・コピーなど、コール中の担当者をサポートする機能が提供されている。