楽天ブックスは、管理職400人、若手社員(役職についていない20代前半の社員)300人の計700人のビジネスパーソンを対象に「上司と部下の読書事情に関する調査」を実施した。
管理職を対象に、自分の部下や後輩にもっと本を読んでほしいと思うかを聞いたところ、60.0%が「そう思う」(「とてもそう思う」29.0%、「ややそう思う」31.0%)と回答。
「部下や後輩にもっと本を読んでほしいと思う」と回答した管理職に、実際に本を薦めたことがあるかを聞いたところ、半数以上の63.3%が薦めた経験があると回答した。
部下や後輩にもっと本を読んでほしいと思っていると回答した管理職に、どのような部下・後輩に本を薦めたくなる、または薦めたいと思うかを聞いたところ、トップは「今後成長が期待できる部下、後輩」(36.7%)、次いで「仕事に対して意欲的な部下・後輩」(32.1%)、「自分と同じ部署の部下・後輩」(30.8%)が続いた。
管理職を対象に、自由回答で今年4月に入社する新社会人へオススメしたい本を尋ねると、複数人が薦めていたのは、『人を動かす』(デール・カーネギー)、『失敗の本質』(戸部 良一、寺本 義也、鎌田 伸一、杉之尾 孝生、村井 友秀、野中 郁次郎)、『7つの習慣』(スティーヴン・R.コヴィー)といっやビジネス書他、『竜馬がゆく』(司馬 遼太郎)、『坂の上の雲』(司馬遼太郎)など歴史小説もあがった。
本調査は、2019年1月7日~10日ビジネスパーソン700人(管理職400人、入社5年目までの20代前半の若手社員300人)を対象に、インターネット調査(調査機関:MMD研究所)で実施した。