NTTドコモが推進する「+d」の取り組みにおいて、新たな営業スタイルを支える業務プラットフォームとしてSalesforceが導入された。
5G時代の到来により通信業界全体が激変している中、携帯キャリア企業にはこれまで以上に社会課題解決、産業創出・振興や働き方改革・リモート型社会の推進に資する新たな価値提案が求められている。これにより、従来型の営業スタイルを変革し、新たな営業スタイルを確立することが急務とされている。 NTTドコモはこうした背景を受けて、新たな営業スタイルを下支えするための業務用プラットフォームとして、法人ビジネス本部をはじめとする全国の法人営業部門、および代理店法人営業担当等でのSalesforceの導入を決定した。
Salesforce Sales Cloud、Salesforce Pardot、Experience Cloud(旧称 Community Cloud)、Shieldなど複数のSalesforce製品を順次導入しており、また、従来から同社で利用している「Tableau」を組み合わせ、営業スタイルの変革を推し進めている。Salesforceに営業情報を集約することに加えて、サービスオーダー進捗管理やデジタルマーケティング等の周辺業務を同基盤上で実現することにより、業務が効率化され、顧客応対中心の営業スタイルへの転換が強力に推進され、付加価値を高めたソリューションの提案が可能となる。