Sansanが提供するクラウド請求書受領サービス「Bill One」と、サイボウズが提供する業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」が、機能連携を発表した。連携機能は、2021年春頃の提供開始を予定している。
この連携により、Bill Oneでオンライン受領・データ化した請求書情報をkintoneの「支払依頼申請」アプリとひも付けることが可能になり、請求書の受け取りから支払い申請・承認まで、請求書に関連した業務フローがデジタル化され、企業のテレワークを支援する。
Bill OneとkintoneをAPI連携させることにより、Bill Oneでオンライン受領・データ化した請求書の情報を、kintoneで作成した「支払依頼申請アプリ」で取得し、自動入力することが可能になる。「取引先」「支払期日」「支払金額」「支払口座」など、支払い依頼申請に必要な情報がすべて自動入力されるため、申請者の入力にかかる工数が削減されるだけでなく、請求書に関する情報の誤りがなくなり、内容の確認や差し戻しなどといった承認作業にともなう非効率なやり取りの削減が見込まれる。