ディプロマット・ジャパンは、テレワーク導入企業で勤務し機密資料・重量資料を持ち帰っている都内在住の会社員を対象に「機密書類・重要書類の保管方法」に関する実態調査を実施した。
テレワークの実施で、「自宅での機密書類・重要書類の保管が心配」が76.8%
テレワークの実施により、自宅での機密書類や重要書類の管理について、セキュリティ上の不安を感じるかを尋ねたところ、「非常に感じる」が36.6%、「感じる」が40.2%であった。合算すると、76.8%が不安を感じていることがうかがえた。
自宅保管が不安な理由、「自宅に機密書類や重要書類の管理場所がない」が62.8%と最多
機密資料・重要資料管理への不安を「非常に感じる」「感じる」と答えた回答者を対象にその理由を質問したところ、「自宅に機密書類や重要書類の管理場所がない」が62.8%ともっとも多く、次いで「訪問者や家族など誰でも閲覧ができてしまう」が47.7%、「機密書類や重要書類の管理方法が定まっていない」が46.5%という回答結果に。
テレワークにおけるビジネス書類の管理、56%が「プライベートな書類と混ざってしまう」
「自宅での機密書類や重要書類の管理について、どのような問題が発生する可能性があると思いますか?」と尋ねると、「プライベートな書類と混ざってしまう」が56.2%がもっとも多く、次いで「家族が誤って処分してしまう」が48.2%、「掃除などの際に紛失してしまう」が34.8%と続いた。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2020年12月14日~12月15日
- 有効回答:都内在住でテレワーク導入企業で勤務しており、機密書類・重要書類を持ち帰っている会社員112名