Srushは、セールスエンゲージメントツール「Srush」のベータ版をリリースし、累計8,000万円のシードラウンドの資金調達を実施したことを報告した。今回の資金調達を通して、開発体制の増強や顧客獲得のためのマーケティングの拡大などを実施し、事業強化を推進していく。
同サービスは、法人営業やルートセールスに従事する担当者と顧客との関係性を数値化し、エンゲージメントの把握を実現するツール。メールでのコミュニケーションデータやカレンダーの商談データなど、取得した営業活動データをAIが認識し、機械学習を用いたスコアリングで営業のビッグデータから顧客との関係性を定量的に分析する。こうした分析に加えて、ルーチンで繰り返されるアポイントの調整やカレンダー登録、訪問先へのルート検索など、営業活動に付随する各種作業の自動化・効率化にも対応している。
可視化したエンゲージメントスコアを分析することで、営業担当が次に取るべきアクションの推察が可能になる。関心スコアの低い顧客には情報提供を行い、接点スコアの低い顧客には積極的なコミュニケーションを取るなど、感覚的に行われてきた営業プロセスを科学的に実行することができるように。
主な機能
- エンゲージメントスコアリング
- 日程調整の自動化
- カレンダー登録の自動化
- ルート検索
- 出張旅費エクスポート
連携サービス
- G suite
- Office365
- Chrome拡張
- Zoom(近日公開)
価格
- β版は無料(より機能を拡張したエンタープライズ版もあり)