日清食品ホールディングスのワークフローシステムとして「kintone」が採用された。
日清食品グループでは、2020年度内にワークフロー業務のペーパーレス化を目指し、サービス選定が行われていた。その際、内製化に適したローコード、ノーコードツールであることを前提に、「クラウドベースのプラットフォーム」、「連携サービスの充実」、「スマートフォンやタブレット端末への対応」などを評価指標として検討された結果、kintoneがワークフローシステムに採用された。
現在、同社では約70のアプリが運用されており、次のような業務で主に活用されている。
- 稟議におけるワークフロー
- 各種申請手続き
- 監査証跡文書に関する記録、回覧業務
現在も月に10~15個程度のアプリが追加開発されており、今後は各工場における報告文書や商品開発のための工程管理表のフォーマットをkintone上で統一、管理するなどの業務改善が推進されている。