Sansan株式会社は、同社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と名刺アプリ「Eight」において、オンライン名刺の返送機能を強化したことを発表した。SansanとEightユーザー間で、これまでよりスムーズにオンライン名刺交換ができるようになるという。
またEightには、新たに非ユーザーからのオンライン名刺返送機能を搭載。Eightユーザーはオンライン名刺を渡す相手がEightユーザーでない場合でも、相手の名刺情報を受領・登録することが可能になった。
これにより、より多くのビジネスパーソンが商談相手の正確な情報を受取ることができ、オンライン化するビジネスシーンにおいて、対面時と変わらないコミュニケーション実現を目指す。
SansanとEightのオンライン名刺交換連携について
受取り手の画面イメージ
Eightのオンライン名刺の非Eightユーザー返送機能について
受取り手の名刺情報返送イメージ
新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、対面・接触を減らすことが推奨されるなか、ビジネスシーンではオンライン会議やオンラインセミナーが急増し、定着している。それにともない、これまで行ってきた紙の名刺交換ができず、オンライン上でのコミュニケーションがとりづらい、商談相手の情報を得られないなど、さまざまな課題が生じているという。
Sansanは、2020年3月にオンライン名刺機能を発表。またEightは、2016年よりオンライン名刺機能を搭載しており、2020年5月にはオンライン会議で名刺交換ができるQRコード付きバーチャル背景をリリースした。
これまで、同社のオンライン名刺交換では、受け手は送り手と同じサービスを利用していない場合、名刺情報の返送に一定の操作が必要だった。今回、オンライン名刺の受け手が容易に自身の名刺情報を返送できる機能を追加することで、オンライン名刺の活用されるシーンがさらに増え、オンラインの出会いにおける課題を解消できると考え、同機能強化に至ったとのこと。