Sansanは、クラウド名刺管理サービス「Sansan」とそれに搭載された「オンライン名刺」をセールスフォース・ドットコムが利用開始したこと、また、オンライン名刺の利用開始企業が3,000社を突破したことを発表。
セールスフォース・ドットコムでは、「オンライン名刺」を全社員対象に導入し、紙の名刺とは別に、Sansan上で発行するデジタルの名刺を付与。オンライン名刺活用により、同社が期待することは次のとおり。
オンラインでもこれまでと変わらない名刺交換を実現し、営業活動を加速
オンライン名刺機能を使えば、オンライン商談やイベント開催時でも、これまでと同じように名刺交換が可能に。「相手の氏名や肩書が把握できず、キーマンが誰かわからない」といったオンライン特有の課題に対応する。
最新かつ正確な、リード数やコンタクト情報の増加
オンライン商談が定着する中、課題となるのがコンタクト情報の蓄積。オンライン名刺と、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を合わせて活用することで、オンライン商談においても、コンタクト情報の蓄積が容易に。
Sansanのオンライン名刺を通して、社内に標準化した顧客情報の登録および管理プロセスを用意することにより、正しい情報を、社員が手間をかけることなく蓄積できる。
名刺管理機能も合わせて活用 デジタルトランスフォーメーションを加速
セールスフォース・ドットコムはSansanの名刺管理機能を活用し、紙の名刺に関する手間の削減や、名刺を探す間接部門の無駄の削減を実現する。
また、Sansanと同社のSalesforceとを連携し、Salesforce上に、マーケティング活動において最適な顧客マスタを構築する「Sansan Data Hub」も活用する。
セールスフォース・ドットコム 専務執行役員 ビジネスオペレーション担当 伊藤孝氏は、次のようにコメントしている。
「セールスフォース・ドットコムでは『信頼』が最重要のコアバリューです。このたび、社員の生産性向上と、当社社員が日頃お付き合いをするお客様の名刺情報を安全に取り扱い、当社に対する信頼を高めるため、セールスフォース・ドットコム日本法人においてSansan様のオンライン名刺の活用を決定いたしました。これまで、属人的に管理していた当社の名刺情報を全て、Sansan上でデジタル化し、活用することでさらなるカ スタマーサクセスの実現を目指します。
新型コロナウイルス感染拡大予防のため当社では4月から全国全ての拠点を閉鎖し100%リモートワークを実施してまいりました。その期間、お客様との会議は全てオンラインとなりましたが、名刺交換は大きな課題でした。このオンライン名刺機能は、ニューノーマルの新しい働き方を提案するものであり、当社も含め、全ての企業のデジタルトランスフォーメーションを大きく前進させると期待しております」