HubSpot Japanは、本日同社が提供するマーケティング支援ツール「Marketing Hub」のProfessionalプランおよびEnterpriseプランに、Facebook広告を管理する機能を標準搭載すると発表。
今回のアップデートにより、Marketing HubのProfessionalプランおよびEnterpriseプランを利用するユーザーは、Facebookリード獲得広告の出稿と管理をHubSpot Marketing Hubの画面上で完結することができる。
また2019年中期には、Google検索広告の出稿および管理機能も上記2つのプランに標準搭載する予定。なおGoogle検索広告関連機能は今回のアップデート以前からオプションとしての広告管理機能に含まれており、既存のオプションを契約しているユーザーは、引き続き同機能を利用できる。
HubSpotの広告管理機能の特徴は以下のとおり。
HubSpot CRMに基づいた広告オーディエンス作成とリマーケティング
HubSpot CRMに登録されている顧客リストとFacebookリード獲得広告およびGoogle検索広告のオーディエンスを連携し、HubSpotの画面上で広告配信先を設定することが可能に。またCRMに登録されている顧客と、CRMには登録されていないが自社ウェブサイトを訪問した顧客両方に対するリマーケティング設定もHubSpotの画面上から行うことができる。
広告ツール横断での運用管理と正確な広告ROIの計測
広告のコンバージョンとHubSpot CRM上の取引情報を紐づけてレポートを作成することができるため、「クリック数」や「表示回数」ではなく「広告がいかにビジネスの最終的な売上に寄与したか」を測ることが可能に。さらに、これらの分析を広告ツール横断で行うことができる。
広告運用施策と他のマーケティング施策をHubSpotのプラットフォーム上で統合
特定のキーワード広告から流入した顧客のコンタクトリストを作成してランディングページを出し分けたり、メール配信を行ったり、分析レポートを作成したりするなど、広告運用施策をその他のマーケティング施策とスムーズに連携することができる。
これらの標準搭載機能には運用広告予算の上限等一定の制限が設けられている。月額12,000円の有料オプションは今後も提供され、ProfessionalプランやEnterpriseプランに加えて契約することでより柔軟な広告運用が可能となる。