全国の飲食店やコンビニで毎日利用できる福利厚生の食事補助サービス「チケットレストラン(Ticket Restaurant)」を提供するエデンレッドジャパンは、全国の30~50代のビジネスパーソン男女630名を対象に「家計と昼食に関する調査」を実施した。
「2019年10月の消費税増税前」「増税後」「新型コロナウイルスの影響がある現在」「今後(予想)」それぞれの時期について、世帯の家計状況を聞いたところ、消費税増税、新型コロナウイルス感染症流行を経て、世帯の家計が「苦しい」「非常に苦しい」と感じる人が段階的に増加。今後、世帯の家計が「苦しくなる」と予想するビジネスパーソンは76.0%。すでに厳しい家計状況がさらに悪化することを予測している人が多い結果となった。
また、「増税により外食・趣味ができなくなった」「新型コロナウイルスの影響で解雇にあった」といったコメントも寄せられた。
現在「節約している」人は84.6%。節約している費用第1位は「食費」で、7割以上が節約中と回答した。
ビジネスパーソンの平日1回あたりのランチ代にかける金額は平均534円だが、世帯年収700万円以下の人は平均479円。世帯年収が一定あっても、ランチ代に割ける金額は低いことが判明した。
ランチ代を節約するために行っている努力・工夫としては「簡単なもので済ませる」が多数。なかには「ランチを食べない」という意見もあった。
平日のランチを選ぶ際に重視する項目について、「とても重視する」「重視する」「重視しない」「全く重視しない」の4段階で聞いたところ、「とても重視する」と回答した項目第1位は「コスパ(36.4%)」。一方、「健康・栄養バランス」をとても重視する人はわずか14.2%にとどまった。「健康・栄養バランス」を重視しない主な理由は、「安さ重視」「コスパが悪い」という声が上がった。男女を比較すると、「健康・栄養バランス」を「重視しない」「全く重視しない」と回答した人は、男性37.2%、女性25.0%。男性は女性に比べ、健康な食事をおろそかにしていることがわかった。
調査概要
- 調査の方法:ウェブアンケート方式
- 調査の対象:全国の30~50代のビジネスパーソン男女(N=630)※性別、年代、婚姻状況(独身・既婚子なし・既婚子あり)均等割付
- 調査実施日:2020年4月1日~4月5日
- 調査主体:株式会社エデンレッドジャパン