バッグブランド「FUMIKODA」を企画・販売する株式会社FUMIKODAは、18歳以上の男女全国478人を対象に、ビジネスパーソンのリュックに対する悩みやニーズを確認するため、「リュック」に関するアンケート調査を実施。主な調査結果は、次のとおり。
4人に1人がリュックをビジネスシーンで利用
ビジネスではどのようなバッグをよく使うか聞いたところ、もっとも多かったのは「トートバッグ」(65.7%)で、「ショルダーバッグ」(39.3%)、「リュック」(25.5%)、「ハンドバッグ」(13.0%)、「3wayバッグ」(9.8%)と続いた。これにより、4人に1人が、リュックをビジネスシーンで利用していることがわかる。
リュック所有者の38.9%がビジネス用リュックを持っている
リュックを持っているか聞いたところ、「持っている」(66.9%)、「持っていない」(33.1%)という結果に。「リュックを持っている」と回答した人に、ビジネス用のリュックをいくつ持っているかという質問では、「1個」(41.6%)と回答した人がもっとも多く、「持っていない」も41.9%。リュックを持っていてビジネス用に利用している人は58.1%、また持っていても複数所有している人は16.5%であることが判明した。
63.4%が理想のビジネス用リュックに出会えていない
続いて、ビジネス用リュックを持っていると回答した人に、現在利用しているビジネス用リュックに満足しているか質問。「満足している」(36.6%)が最多だったものの、「満足していない」(30.6%)、「どちらとも言えない」(32.8%)となり、63.4%の人が理想のビジネス用リュックに出会えていない結果となった。
ビジネス用リュックは「物を出し入れしにくい」「服装に合わせにくい」と不満の声
現在使っているビジネス用リュックに「満足していない」または「どちらとも言えない」と回答した人の不満点としてもっとも多かった回答は「物を出し入れしにくい」(38.1%)。そのほか「服装に合わせにくい」(34.8%)、「背中が汗ばむ」(31.4%)、「機能性がない」(28.0%)、「重い」(19.5%)などの回答が目立った。
リュックはカジュアル過ぎるという意見も
リュックについての悩みは何かを聞いたところ、「カジュアルさ」に対する声が目立った。
- 「仕事で使うにはナイロン生地だとカジュアル過ぎ、革製品だと重く身体に馴染まないため使いにくい」(20代女性)
- 「大人が通勤で使えるようなデザインがなかなかない」(40代女性)
- 「オンオフ使えるデザインだと重たくなったり、機能的ではなくなる」(50代女性)
オンでもオフでも違和感のないデザインが求められている。
また、防水性や肩の痛み、間口の大きさに対する悩みもあがった。
- 「雨の日に傘の水が垂れリュックが濡れてしまう」(30代男性)
- 「肩が痛くなる」(20代女性)
- 「即座に物を取り出しにくい」(60代女性)
リュックに求める要素は「機能性」「軽さ」「デザイン」「使い勝手」「大きさ」
リュックに求める要素を聞いたところ、「機能性」(69.7%)が最多に。以下「軽さ」(62.6%)、「デザイン」(59.6%)、「使い勝手」(58.2%)、「大きさ」(56.9%)という結果になった。
調査概要
- 調査期間:2020年3月10日~24日
- 調査手法:インターネット調査
- 集計数:18歳以上の男女全国478人(男性:139人、女性:336人、答えたくない:3人)