SaaS向けカスタマーサクセス支援サービス「Onboarding(オンボーディング)」を運営するSTANDSは、今回、広くソフトウェアを提供している企業に向けて「エンタープライズ向けプラン」をリリースした。
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、同社は下記のような自社ITシステム導入~定着における課題が一層顕在化すると考える。
- コールセンターが止まりユーザーからのシステム利用に関する問合せの対応処理
- 外部パートナーへ直接出向き行っていたサービス利用説明の非対面化
- 新卒や中途採用などへ従業員に向けた自社システム利用に関するサポート対応
同社では、クラウド型のサブスクリプションサービス(SaaS)を提供する企業に向けたカスタマーサクセス支援の同サービスを昨年よりβ版として提供。従来の研修やサポートを行うことが困難であり企業のコスト削減が必要な今の状況だからこそ、すべての企業のITシステムにおける導入・定着コストの課題解決のため、同プランをリリース。従業員やシステム提供しているパートナーに対して、導入後のITシステムの研修や問い合わせを削減、利用促進をさせ、企業内のコスト削減と業務効率化を目指す。
同社ではさらに、2020年5月よりガイド作成ができる管理画面やプラグイン機能の提供開始ができるように開発を進めている。
同サービスの概要は、次のとおり。
画面での操作ガイドを表示し、ユーザーを直感的に誘導
画面の操作方法を表示し、操作に不慣れなユーザーでも直感的に導く。システムの画面が変わっても、簡単にガイドを更新できるため、新しくマニュアルを作成する必要がない。
従業員ごとの利用状況の可視化
同サービスの操作ガイドを設定したITシステムに対して、従業員やパートナーがどの程度システムを利用できているかなどの習熟・利用状況を可視化することが可能。ユーザーがどこでつまずいているかの個別状況を把握することができる。
システムに表示するガイド作成も代行可能
課題を具体的にヒアリングを行い、コンサルティングおよび、ガイド作成をアウトソース可能に。