情報共有ツール「Stock」を運営するリンクライブは、新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワークの浸透を受け、「第1回 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査」を実施した。
ビジネスの現場においてリモートワークがどのように受け止められているかの実態を明らかにすることで、今後ますます理想的なリモートワークを実現しやすいプロダクト開発を進めていくのが同社の目的。
なお、本調査での「ベテラン世代」は40代以上としている。
ベテラン世代の75%以上が「無駄な会議から解放された」と回答、若手世代を上回る
リモートワークにより、ベテラン世代(40代以上)の75.4%が「無駄な会議のストレスから解放された」と回答しており、若手世代(20代〜30代)の65.7%を上回った。
- 「無駄な会議などがなくなり、快適に働くことができている。」(20代女性)
- 「会議などの場では、無駄な時間を過ごすことなくスムーズに進行でき、早く切り上げることができるようになったのが利点と感じた。」(40代女性)
ベテラン世代の7割以上が「飲みニケーションなどから解放された」と回答、こちらも若手世代を上回る
ベテラン世代(40代以上)の70.4%が、リモートワークにより「無駄と感じていたコミュニケーションの時間から解放された」と回答しており、若手世代(20代〜30代)の65.0%を上回った。
リモートワークで、半数以上の人々が「自分のペースで仕事ができるようになった」ことに魅力を感じている
「自分のペースで仕事ができるようになった」と回答したビジネスパーソンが半数以上となり、「そう思わない」「まったくそう思わない」の3倍弱に上った。
「仕事とプライベートのメリハリをつけるのが難しい」という声も一部にはあったが、むしろ自分に合った時間配分ができるようになったことにメリットを感じている人が多いことを示している。
- 「忙しい中でも常に話しかけてくる上司から離れて仕事ができるので自分のペースで作業が進みやすい。」(30代女性)
- 「自分のペースで仕事ができるので、時間を効率的に使える様になった。」(50代男性)
- 「自分の好きなように、好きなペースで仕事ができる、通勤時間がなくなる、というのはストレスフリーでとてもいいです。」(30代女性)
- 「自分のペースでできるので、丁寧に納得いく仕事ができる。」(30代女性)
半数以上の人々が、新型コロナ収束後もリモートワークを継続したいと回答
新型コロナウイルス騒動が収まったあともリモートワークを継続したいと回答したビジネスパーソンが半数以上に上る結果に。さらに、「絶対に継続したくない」と回答した人は全体の4.5%に留まっており、現時点ではリモートワークがやや好意的に受け止められていると言える。
調査概要
- 調査エリア:全国
- 調査実施期間:2020年4月1日(水)~4月2日(木)
- 調査対象者:20歳以上の男女で、リモートワークを導入している会社員
- サンプル数:201サンプル(男性102名、女性99名)
- 調査方法:インターネット調査