Slack Japanは、ソラシドエアがSlackの全社導入を開始したことを発表した。
ソラシドエアは、九州・沖縄を中心とした国内路線ネットワークを展開しており、2020年3月から新規就航した福岡空港も含めて、現在13路線80便/日を運航している。同社では、さらなる戦略的成長を念頭に、組織的な業務効率の改善と運航品質、サービス品質の向上に向けた取り組みの一環として、Slackを全社員対象に導入することとなった。
同社では、同サービスの導入によって下記の効果を期待している。
スピーディーでオープンな情報共有、意思決定
本社(宮崎)、オペレーションセンター(東京)、就航地の支店との間やり取りを従来のEメールから同サービスに切り替えることで、スピーディーでオープンなコミュニケーションを実現し、社内の意思決定を加速させる。また、社員間の運航・サービスに関わる連絡・共有などの連携を強化。チャンネルごとに情報が整理され、検索しやすく、加えて過去の投稿をすべて検索できるので、問い合わせ対応の履歴や意思決定の経緯をナレッジとして同サービス上に蓄積することが可能になった。
他の業務ツールとの連携もでき、同サービス上からアプリを切り替えずに優先度の高い業務に集中することができる。
組織、チームのコミュニケーション活性化
同社では、「オープンマインド」な企業文化の醸成を目指し、より組織的なコミュニケーションの活性化を進めている。地上から上空まで、さまざまな場所やシフトで働く運航乗務員・客室乗務員・整備士・空港旅客係員の現場社員と管理部門の情報を同サービスに一元化することで、必要な情報に迅速にたどりつける体制を確立し、部門間を超えた横断的な情報共有の場を提供する。また、全社員を巻き込んだ社内横断プロジェクトにも同サービスを活用することができる。
新しい働き方の創造
同サービスとアプリ連携させて、新たにウェブ会議を活用することで、これまでの出張や会議の回数を適正規模に抑え、時間効率・費用効率の向上につながる。より生産性の高い新しい働き方の創造、ワーク・ライフ・バランスの充実を目指す。