Innovation Agencyのオプトは、LINE株式会社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」を最大限に活用することで、デジタルシフトを推進するオープンイノベーション組織「LINE Innovation Center(ラインイノベーションセンター)」を新設した。
同社はLINE Biz Partner Program(LINEが提供する各種法人向けサービスの拡販および機能追加・改善をより積極的に推進することを目的に導入された、広告代理店やサービスデベロッパーを認定・表彰するプログラム)においてTechnology Partnerのコミュニケーション部門でDiamond認定を受けている。これまでもLINEのAPIを活用し、企業のニーズに合わせたサービス開発を行ってきた。
今回、その動きを強化するため、開発パートナーの枠を超えて「顧客の事業創造」までを企画、設計、開発するオープンイノベーション組織「LINE Innovation Center」をオプト内に設立することになった。
これまで別々の組織となっていた「LINE広告の運用」を担っていた部門と「LINE公式アカウントの運用支援」を担っていた部門を「LINE Innovation Center」としてまとめ、意思決定を早めるとともに、新たに事業開発に長けた專門人材も社外から招聘する。
2020年中には、30名規模の事業開発人員を増員し100名規模の組織とする考え。2023年までには、デジタルシフトによって、生活者の利便性が圧倒的に向上することが期待できる、比較的レガシーな金融業界、メディカル業界、公共サービス業界をはじめとする7つの業界において「LINE×デジタルシフト事例」の創出を目指していく。
なお、組織新設にともない、「LINE Innovation Center」のセンター長として同社執行役員の石原靖士が、副センター長に同社LINE戦略部部長の早田翼が就任する。