組織における文書の準備から署名捺印、実行、管理までを行うソリューションを提供するドキュサイン・ジャパンは、合意・契約・稟議などにおける一連のワークフローのデジタル化を実現する製品群「DocuSign Agreement Cloud」において、Salesforce向けの新しいふたつのソリューションの日本語版を提供開始した。今回発表するDocuSign Negotiate for SalesforceとDocuSign Gen for Salesforceは、DocuSign Agreement Cloud for Salesforceの製品として加わる。
DocuSign Negotiate for Salesforceは、合意・契約の一連のプロセスを自動化することで、営業担当者の生産性を上げ、ビジネスリスクを軽減し、成約までの時間のスピードアップを図ることができるもの。具体的には、同ソリューションにバンドルされているDocuSign Gen for Salesforceの機能を利用して、Salesforce上のデータを契約書に直接挿入することが可能となり、契約書を生成するプロセスを合理化できる。さらに、相手先との校閲・校正作業のオンライン化を実現するレビュー機能ならびに社内向け承認機能を最大限活用し、最終版契約書が完成するまでの契約書の全バージョンの証跡の追跡や管理が可能となる。
DocuSign Gen for Salesforceは、営業担当者などが数回のクリックで、Salesforce内から直接、すぐに署名可能な契約を自動生成することで、取引時間の短縮やミスの軽減、生産性の向上を図ることを可能とする。具体的には、顧客・製品・価格などのデータは、手作業でコピー&ペーストすることなく、Salesforce上から自動的に契約書に反映する。また商談サイズなどのデータを参照して、ビジネスルールに基づき、動的に出力コンテンツを調整することもできる。
これらのソリューションで作成された契約文書は、DocuSign eSignature for Salesforceを利用し、相手先との契約締結までオンラインで完結することが可能。
なお、両製品はいずれもSalesforce AppExchangeから提供される。