SNS営業自動化ツール「ChatBook」を提供するチャットブックは、マネックスベンチャーズ、三井住友海上キャピタル、VOYAGE VENTURES、East Ventures、日本政策金融公庫より総額1億円の資金調達を実施したこと発表。
ChatBookは、SNS経由で見込み顧客を獲得するシステム。各種CRMツールと連携しており、SNSから流入したリードを自動的に精査・管理することができるもの。
新規投資家からのコメント
■マネックスベンチャーズ インベストメントマネジャー 永井優美氏
「顧客管理ツールや営業支援のオートメ―ション化ツールに関しては昨今導入企業が増え、身近になってきた印象が強くあります。その中で、チャットブック社は企業の売上の要となる『リード顧客獲得』のオートメ―ション化を実現すべく、サービス開発を行っているという新規性がある点に期待し、ご一緒させていただくに至りました。 今後もChatBookを必要とするお客様のご期待に添えるサービスを追求し、開発提供を続けていってくださることを楽しみにしております」
■三井住友海上キャピタル 投資開発マネージャー 細谷裕一氏
「営業活動、特に顧客獲得の効率化に着目しサービスを提供している点が、大変ユニークである事から今回投資をさせて頂きました。AIスコアリングを用いた評価手法は、現在の営業手法を一変させる可能性があり、事業の飛躍に期待しております」
■VOYAGE VENTURES インベストメントマネージャー 高田絹子氏
「従来リード(見込客)の獲得から営業管理までの手法は、オンライン/オフラインいずれもメールアドレス取得を起点としたものでしたが、チャットブック社は、SNSベースでのアプローチを展開しています。昨今、企業のSNS広告出稿額はめざましい増加となっており、同社は、SNS広告出稿のすぐそばで動的チャットボットを起動させ、初期ヒアリングを行いながらリードを獲得する機能と、リード獲得後にスムースに移行できるMA機能を提供し、企業各社のSNS広告出稿をより効果的なものにしています。代表の小島さんは、グローバル人材を組織し、先進的かつ顧客ニーズに沿った機能を機動的に開発する体制を構築しています。国内外のマーケティングカンファレンスに精力的・継続的に登壇し、Facebook、Salesforce、Marketo(Adobe)など時代を先行する企業との連携を力強く推進させるその姿は、大学在学時の起業からトライを継続するエネルギッシュでタフな連続起業家そのものです。チャットブック社の成長を通じ、永らく変わらずにきた日本の営業手法・体制の再定義や新しい潮流の創出の一助となるよう支援してまいります」