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坂井建設、Zoho CRM活用で残業時間を6割削減 全体最適を目指し「Zoho One」へ移行

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 ゾーホージャパンは、注文住宅工務店の坂井建設にクラウド型顧客管理・営業支援システム「Zoho CRM」を導入・活用したうえで、全体最適を目指しCRMを含む45以上のアプリケーション「Zoho One」の導入に至ったことを発表。

 坂井建設は、リフォーム事業や不動産事業に加え、サラダホームというブランドを展開する新築事業も展開している。さらに、住宅業界に留まらずIT関連事業や介護事業などへの事業領域の拡大や、福岡県をはじめ九州、アジアへの進出にも取り組んでいる。

 同社は、2014年に全社で顧客情報を一元管理すべくCRMの導入を開始していたが、工務店に特化した顧客管理ソフトの仕組みをそのままCRMに当てはめていたため、多くのカスタマイズを行うこととなり、結果使いづらいものになっていた。現場も手間が増えるといった抵抗感を抱かせてしまい、定着化もできていなかった。

 2016年に新たなCRM導入の検討を開始。重要なテーマとなったのが、懸案していた異なる事業部門間における顧客情報の一元管理の実現だった。検討を進めるなか、「Zoho CRM」であれば商談のタイプが異なっていても、3種類の商談ステージのレイアウトを活用することで一元管理が実現できることや、カスタマイズも自社でできるため追加コストをかけることなく現場のニーズに応えられることがわかり採用に至った。

 既存CRMからの移行には多くのカスタマイズや膨大なデータ移行を自社で行ったため半年を要した。2017年に「Zoho CRM」が本格稼働。経営トップが作成し全社員に配布される「経営計画書」の中でも「Zoho CRM」の利用が強調され、現場の営業スタッフに対しては、月1回の勉強会で活用のメリットを説明するとともにそこで出た要望を吸い上げるなど、トップダウンとボトムアップの両面で現場への定着を進めた。

 Zoho CRMの導入により、生産性の向上とワーク・ライフ・バランスを目指す働き方改革が大きく前進。坂井建設では、時間をかけずに利益を追求するという考え方を全社員に浸透させており、残業時間の制限などの施策と合わせて「Zoho CRM」をはじめICTを活用することで、業績をアップさせながら残業時間を最長残業時間から約6割削減することを実現した。

 

 坂井建設の経営戦略は顧客情報をベースにさまざまな事業を展開し、顧客へのサービスを向上させるというもの。この戦略に基づき、個々の優れたツールによる部分最適ではなく、全体最適の実現に向けて定額料金でCRMを含む45以上のアプリケーションを利用できる「Zoho One」を導入。

 現在では、「Zoho Books」の請求書機能を活用した請求書の発行・管理に加え、メールマガジン配信・分析サービス「Zoho Campaigns」、プロジェクトの進捗・工数管理・分析サービス「Zoho Projects」、ウェブサイト訪問者への営業アプローチサービス「Zoho SalesIQ」を利用も開始している。

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