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SalesZine Day 2026 Winter

2026年1月27日(火)13時~18時40分

僕らのマネジメント論

営業は「スタンスが9割」。160名の組織を牽引するニーリー小川氏の営業論


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「スタンス」こそが武器になる。 営業人生を変えた逆説的な体験

──チームへの貢献を徹底されたとのことですが、ただでさえ時間の余裕がないなかで、仕事が増えることに抵抗はありませんでしたか?

正直、さらに多忙になるのではという恐怖はありました。しかし、いざ実践してみると驚くべき変化が起きました。誰よりも一生懸命にチームに向き合っていると、不思議なことに仲間がどんどん増えていったのです。周囲が自然と「そこまでやらなくて良いよ」とフォローしてくれたり、お客様までもが「お子さんがいるんだから、早く帰りなよ」と気遣ってくださったり。

かつて「自分は時短なのだから」と線を引いていたころよりも、感謝を自ら行動で示し始めてからのほうが、圧倒的に多くの支援を得られるようになったんです。

この逆説的な体験から、「スタンス」こそが、周囲を巻き込む最大の武器なのだと確信しました。

──小川さんのスタンスの核には、「感謝」があるのですね。

はい。感謝はスタンスの根幹です。今では、何が起きても反射的に「ありがとうございます!」と思える能力が身についています(笑)。

とくに、スタートアップの現場は、日々予想もしない事件やトラブルが巻き起こる場所です。それらを悲観的に捉えようと思えば、いくらでも絶望できてしまう。

しかし、どんなに苦しい局面であっても、「これは自分を成長させてくれるギフトだ」と捉えて前を向く。目の前の出来事をどう定義するかは、自分次第なんです

──非常に力強く、ポジティブな考え方ですね。

このスタンスを実装できたのは、思いどおりにいかない子育ての経験も大きかったと感じています。

かつての自分は、育児の時間を「仕事の時間を奪うもの」とネガティブに捉え、焦りを感じることがよくありました。けれども、その焦燥感に飲み込まれるのではなく、意識的に「リフレーミング(事象の捉え直し)」を徹底することにしたんです。

たとえば寝かしつけの時間は、思考を整理するための「贅沢な1人作戦会議」。子どもの行動に振り回されても、「今、自分のストレス耐性が試されている」とゲーム感覚で面白がってみる(笑)。

そうして磨いたリフレーミングの習慣が、結果として仕事にもポジティブな連鎖を生んできました。仕事と私生活が相互に良い影響を与え合う「ワークライフシナジー」を、身をもって実感しています。

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マネジメントに欠かせない「目玉焼き理論」 営業に必要な「7つのスタンス」

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この記事の著者

SalesZine編集部 宮地真里衣(セールスジンヘンシュウブ ミヤジマリイ)

2018年に中央大学を卒業後、1年半営業職として従事。2019年秋に編集職へ転身し、広告編集プロダクションにてビジネス系ウェブメディア、ファッション誌、週刊誌などの記事広告や販促物の企画・編集に携わる。2022年11月~翔泳社 SalesZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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