LINE WORKSは、新たに「LINE WORKS」のバージョン4.2をリリースしたことを発表した。今回のメジャーアップデートでは、情報の見つけやすさ・共有のしやすさ・操作の快適さを強化した。

メジャーアップデートの詳細
1.必要な情報に、迷わずアクセス:トークルームのカテゴリー表示
- トークルームの改善

トークルームがカテゴリー別(すべて/1:1/複数人/Bot)に分類して表示されるようになり、目的のトークルームにスピーディにアクセスできるようになった。また、「LINE WORKSラジャー」を利用中の場合は、「Bot」の横に「ラジャー」のタブも表示される。
- 通知バッジの改善
トークや掲示板、カレンダーの更新などといった複数の通知がある場合も、重要な通知を見逃さないようUIを改善した。サービス通知に新着トークや予定の招待がある場合に、アイコンに「N」のマークが表示されるようになった。
2.掲示板の強化:機能追加とデザイン修正でより使いやすく
- 掲示板作成時にラベルが選択でき、フィルタリングも可能に

掲示板内の投稿が増えてきた場合でも、投稿にラベルを付与することで分類できる。また、ラベルでフィルタリングできるため確認したい投稿に、スピーディにたどり着くことが可能になる(ラベルは掲示板マスターのみ作成可能)。
- フィード型表示方法が追加
さまざまな掲示板投稿を促し利用活性化につながるよう、「最近の投稿」画面で、掲示板内の画像や冒頭の文章などが露出されるフィード型の表示方法に切り替えられるようになった(管理者画面でフィード型表示機能の有効/無効設定が可能)。
3.Driveアップデート:ファイル添付時のセキュリティ強化、OCRを活用した検索機能も
- メールにセキュアリンクでファイル添付が可能に
Drive Plusに、メールに添付されたファイルを、自動的にワンタイムパスワード方式で安全に共有できる機能を追加した。これにより、PPAP対策(※)に活用できる。
本機能は、管理者画面>メール管理>ファイル添付の「Drive上ファイルのセキュアリンク設定」を有効化することで利用が可能になる。
※PPAP:パスワード付きのZIPファイルをメールで送信し、そのパスワードを別メールで送信するファイル共有方法
- OCR技術を活用しDriveの検索機能を強化
Drive Plus限定で、OCR技術の活用により、Driveの検索機能において「画像」や「ファイル」内テキストも検索可能になった(PDF、各種画像ファイルに対応)。これにより、探したい情報にスピーディにアクセスでき、資料の確認や共有が効率的になる。
- カメラでスキャンして保存

Driveアプリで、文書をカメラでスキャンし、PDFまたはJPG形式でDrive内に保存できるようになった。これにより、紙の書類もその場でデジタル化でき、画像内文字検索機能でスキャンしたファイル内のテキストも検索できる。