ソフトブレーンは、ノーコードで業務アプリを作成できる「esm appli」の提供を開始した。

提供の背景
「社員からのシステム問い合わせ」「顧客からのクレーム」「備品・資産」「採用、入社までの各種手配」などの業務を一例に挙げると、専用の管理ツールを導入していない場合、多くの企業ではExcelやGoogleスプレッドシートなどの帳票での管理が一般的である。
しかし、これらの管理では、
- 問い合わせが放置される。対応進捗が社員側からわからない
- 顧客のクレームへの対応が遅れる。対応者、対応結果がわからない
- 償却対象の資産の所在がわからない
- 応募者への対応漏れが発生する。情報の適切な保管がなされない
などのさまざまな課題が生じることがある。
これらの課題解決策として、専用の業務管理システムの導入が検討されるが、比較・検討対象が多く決め手に欠け、導入に至らず現行の非効率な業務が残存されたままになりがちである。
また、ノーコードの業務アプリ作成ツールで自社業務にフィットしたアプリを作成しようと試みても、想定以上に難易度があり、結果としてコストや時間を要してしまう。
このような実態を鑑み、企業の生産性向上に寄与するため、ソフトブレーンはesm appliを提供するに至った。
「esm appli」でできること
1.ノーコードでの業務アプリ開発
GUI上でドラッグ&ドロップ操作を行うだけで、ウェブアプリを作成できる。技術者のいない現場部門でも、ノーコードのメリットを活かし、自社の業務にフィットしたアプリを作成でき、情報管理効率を向上させる
2.ウェブ・スマホアプリの自動生成
作成したアプリはウェブブラウザ用だけではなく、スマートフォンやタブレットでの利用に適したスマートデバイス用アプリも自動生成される。業務アプリをスピーディに現場にて展開ができ、場所や時間にとらわれずに情報共有や業務処理を可能とする働き方が可能になる。
3.業務効率化のための自動化機能
入力項目や条件に応じたアラート通知やデータの自動リストアップなどの処理をノーコードで設定できる。これにより、人手による作業で発生しがちな抜け漏れや、データ収集作業の手間を省く。
4.ほかのシステムとの連携
REST APIなどの汎用インターフェースを用いて、既存のシステムとの連携を行う。これにより、esm appliで作成した業務アプリが孤立せず、複数のシステムとのデータ・業務のやり取りを促進し、会社業務全体の最適化に貢献する。
5.データ分析による意思決定の促進
アプリに蓄積されたデータは、BI機能で集計・分析し、可視化できる。リアルタイムでのデータ分析によって、状況把握や意思決定を行うことができ、データに基づいた業務改善や戦略立案を支援する。
システム作成例
