法人向けソフトウェアパッケージ、クラウドサービスを提供するハンモックは、シキボウ 繊維部門が、名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」に導入したことを発表した。
導入の背景と期待される効果
シキボウは「繊維事業」「産業材事業―産業資材」「産業材事業―機能材料」「不動産・サービス事業」を展開する繊維メーカー。近年では繊維事業においても、抗ウイルスマスクや臭気対策剤、リサイクルセルロースマイクロファイバー配合プラスチックペレットなど新たな分野に進出している。
取引先拡大を目的とした展示会出展の増加にともない、従来のSFAツールを利用した顧客管理では、名刺をデータ化する際の修正作業や、当日ヒアリングしたアンケートと顧客情報を手動で紐づける業務、会期後のフォローやお礼メール送付業務なども増加するようになった。このような背景から、シキボウは、名刺をデータ化でき、顧客情報の管理からメール配信まで一元管理ができる「ホットプロファイル」の導入を決定した。
ホットプロファイルは、スマートフォンやスキャナーで名刺を読み取ることでデータ化し、顧客データベースを自動で構築する。名刺データは全件オペレーターによる目視チェックが実施されるため、高精度なデータを生成。顧客情報の修正作業が不要になる。
また、展示会出展時には、スマートフォンでのアンケート入力を活用することで、顧客情報を紐づけた状態でのアンケート登録が可能になる。さらに、お礼メールなどを配信する際は、タグや業種、企業属性、従業員規模など、営業施策や顧客の温度感に合わせたターゲットを抽出可能。メール配信後の開封履歴やURLクリックの反応も把握でき、営業活動の効率化に貢献する。