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大企業のSaaS活用、「十分に使いこなせていない」実感は上昇傾向に/テックタッチ調査

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 デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)の「テックタッチ」を開発・提供するテックタッチは、大企業(従業員数1,000名以上)の情報システム担当者を対象に、【2024年版】大企業のSaaS活用に関する実態調査を実施した。

大企業のSaaS導入率は74.1% 2023年と同水準に

「Q1.あなたのお勤め先では、SaaS(※)を導入していますか。(n=522)」と質問したところ、「はい」が74.1%、「いいえ」が11.9%という回答となった。

※SaaS(サース/サーズ):Software as a Serviceの略称。これまでは店頭でパッケージ製品として販売されていたソフトウェアの機能を、クラウドを通じて提供するサービスのこと

導入しているSaaSの種類 「1~4個」「5~10個」が上位

 Q1で「はい」と回答した人に、「Q2.現在お勤め先では、何種類のSaaSを導入していますか。(n=387)」と質問したところ、「1~4個」が22%、「5~10個」が20.4%という回答となった。

SaaSの導入数が「増加した」と回答した大企業の割合は42.9% 2023年比で10pt減少

 Q1で「はい」と回答した人に、「Q3.昨年と比較して、お勤め先におけるSaaSの導入数に変化はありましたか。(n=387)」と質問したところ、「昨年より増加した」が42.9%、「昨年と変更なし」が41.3%という回答となった。

SaaS導入数は昨対比「1~2倍」がもっとも多く39.2%

 Q3で「昨年より増加した」と回答した人に、「Q4.昨年と比較して、SaaSの導入数はどの程度増えましたか。(n=166)」と質問したところ、「1~2倍未満」が39.2%、「2~3倍未満」が22.3%という回答となった。

SaaSを導入している領域、昨年同様「Web会議システム」がもっとも多い

 Q1で「はい」と回答した人に、「Q5.あなたのお勤め先では、どのような領域のSaaSを入れていますか。(複数回答、n=387)」と質問したところ、「Web会議システム」が54%で昨年同様トップになった。2位以降は「人事労務・タレントマネジメント」(52.7%)と「グループウェア」(48.6%)が入れ替わる結果となった。

約6割が「十分に使いこなせていないSaaSがある」と回答 「かなりある」が昨年より上昇

 Q1で「はい」と回答した人に、「Q6.お勤め先で導入しているSaaSの中には、導入したものの十分に使いこなせていない/使っていないSaaSがありますか。(n=387)」と質問したところ、「かなりある」が18.6%、「ややある」が42.1%という回答となった。

使っていない理由について、「従業員が意図した通りに使ってくれない、定着せずに想定通り使っていない」が昨年より上昇

 Q6で「かなりある」「ややある」と回答した人に、「Q7.SaaSを導入したものの十分に使いこなせていない/使っていない理由を教えてください。(複数回答、n=235)」と質問したところ、昨年同様「複雑なシステムの分かりにくさ」が46%、「マニュアルの作成・修正ができる従業員不足」が45.1%で上位になった。また、昨年より「従業員が意図した通りに使ってくれない、定着せずに想定通り使っていない」と答えた割合が上昇した(40.4%)。

「重複する機能がある」や「システム部門が仕組みを十分に理解していない」などの理由も

 Q7で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q8.Q7で回答した以外に、SaaSを導入したものの十分に使いこなせていない/使っていない理由があれば、自由に教えてください。(自由回答、n=231)」と質問したところ、「重複する機能がある」や「システム部門が仕組みを十分に理解していない」など125個の回答を得た。

<2024年(n=231):自由回答・一部抜粋>

  • 39歳:統合管理機能が使い勝手が悪いので使いこなせていない
  • 42歳:リモートワークが減少してグループウェア関係が利用されなくなった
  • 30歳:クラウドの知識が多少ないと分からないことが分からない
  • 46歳:社員のスキルと機能が一致しない
  • 45歳:リソースがないのでいろいろ調べられないから
  • 25歳:使いこなせる従業員とそうでない従業員との差が大きい
  • 56歳:システム部門が仕組みを十分に理解していない
  • 51歳:紙でやっている複雑な作業をITに変えただけの戦略のなさ

十分に使いこなせなかったSaaSの再活用のための対策、「勉強会・研修会の開催」「サービスごとのマニュアル作成」など

 Q6で「かなりある」「ややある」と回答した人に、「Q9.「導入したものの十分に使いこなせなかったSaaS」の再活用のためにどのような対策を行っていますか。(複数回答、n=235)」と質問したところ、「勉強会・研修会の開催」が46.4%、「サービスごとのマニュアル作成」が45.1%、「システムを活用できる人員の雇用」が44.7%と、昨年同様の傾向となった。

6割以上がノーコードのガイド・ナビゲーションサービスに興味あり

「Q10.対社内の問い合わせ対応といった負担軽減や入力自動化が可能な、ノーコードのガイド・ナビゲーションサービス(システムの早期定着・利活用サービス)に興味がありますか。(n=522)」と質問したところ、「非常に興味がある」が21.9%、「やや興味がある」が41%という回答となった。

【調査概要】

調査名称:【2024年版】大企業のSaaS活用に関する実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年8月23日〜9月9日

有効回答:大企業(従業員数1,000名以上)の情報システム担当者522名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない

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