SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

to be ONE TEAM ともに「売上」をつくるマーケティングとセールス

2024年10月16日(水)13:00~17:35

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

SalesZine Day 2024 Summer(AD)

既存顧客からの収益が2倍に! SuccessHubが導く「One to Oneコミュニケーション」

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

既存顧客からの収益が2倍に増加! SuccessHubの活用事例

 岩熊氏は、SuccessHubの主な特徴として、次の3点を挙げた。

1.顧客データ統合による全体像の把握と分析

 SalesforceやHubSpot、Googleスプレッドシート、MySQLといったさまざまなデータソースをノーコードで統合することができる。たとえば、契約金額や導入している製品・サービスの種類、活用している機能といった情報はSFA/CRMから取得できる。これに加えて、前回更新時からどのくらいの期間が経過したか、活用状況や消化率はどうか、困りごとや過去のやり取りといった既存顧客に関する情報も一元管理できるようになる。

「既存顧客の情報は新規顧客にくらべて数が多く、あちこちに散逸しがちです。SuccessHubに集約することで、既存顧客の現状や、次はいつ何に困りそうかをモニタリングできる体制を整備します」(岩熊氏)

2.自動アラート機能によるタイムリーな顧客対応

 設定したルールに基づいて自動的にアラートを発信し、適切なタイミングで顧客対応をうながす。

「自分でデータを収集して既存顧客の現状や変化を読み取り、その都度適切なアクションを考えるのは非常に大変です。この点をSuccessHubで自動化することで、担当者の負担を減らすとともに、抜け漏れのない適切なアクション管理が可能になります」(岩熊氏)

 つまり、前述の「サブちゃん営業」のように、顧客が必要とするタイミングで適切な提案や支援を容易に行うことが可能になる。結果として高い成約率に結びつき、営業コスト全体を押し下げることができるというわけだ。

3.個別メッセージ配信による顧客エンゲージメントの強化

 SuccessHubは、顧客データに基づいてパーソナライズされたメッセージを効率的に配信する機能を持つ。メールに限らず、SlackやChatworkなど、普段活用しているコミュニケーションチャネルでも連絡することが可能だ。

「一括で送るメールマガジンと違って、相手の会社名だったり、担当者の名前だったり、場合によっては本文も1社1社チューニングして『御社向けのご案内があるのでご覧ください』というようなメッセージ差し込み、一括で送信することができます」(岩熊氏)

 この機能により、多数の顧客に対して個別化されたコミュニケーションを効率的に行うことが可能になる。顧客は「全体に向けた1対多」のメッセージよりも、自分の状況に対して絞り込んだメッセージを受け取ることで「今ちょうどそれが欲しかった」「興味があって気になっていた」という良いタイミングを刺激される。

 岩熊氏はSuccessHubの導入効果について、ユーザー企業における具体的な数字を挙げて説明した。

「データ収集やネクストアクションを決める社内ミーティング、1社1社に個別連絡するといった月次の作業時間を約25%削減できました。25%削減ということは、1日8時間、月160時間稼働する場合、40時間も作業時間を削減できます」(岩熊氏)

 こうして創出した時間も活かし、既存顧客からのアップセル/クロスセルを増やすことにも成功したという。

「先ほどお話しした個別メッセージ配信により、既存顧客のアップセル/クロスセルを目的としたマーケティング活動の参加率反応率もぐっと上がり、既存顧客から得られる収益が従来の2倍に増加しました」(岩熊氏)

 今後、競争激化により新規顧客獲得が困難になる中、データドリブンな既存顧客営業の実践が、企業の成長を左右するのは間違いない。その際、SuccessHubを活用することで、既存顧客営業の効率化と収益向上を同時に実現することが期待できるだろう。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine Day 2024 Summer連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

猪飼 綾(イカイ アヤ)

キクカク及びライティングユニットおたばぶのライターとして、IT・機械技術を中心に、ものづくりから飲食まで幅広い分野で取材・執筆。また、読者に愛されて、積極的かつ継続的な購買につながるファンマーケティングの観点から、オウンドメディアの運用支援やSNS運用など、Webマーケティング、ブランディング支援を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:コミューン株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/article/detail/6170 2024/08/28 11:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年10月16日(水)13:00~17:35

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング