イメージ戦略ではない、売上拡大や認知度アップにつながるPR
私は会社員時代、創業期2社のPRを担当していました。寝具メーカーのエアウィーヴでは、2009年入社当時の年商1億円から、5年で年商115億円まで急成長した時代の広報担当者として、多くのメディア露出を獲得し売上に貢献しました。また、バーミキュラを製造・販売している愛知ドビーでは入社1年で、看板商品のバーミキュラを12ヵ月待ちの人気商品へと押し上げ、PRの力で急成長に貢献してきました。
その実体験に基づくPRメソッドを、これまで4,000人以上の経営者・起業家・広報担当者にお伝えしており、長期講座のPR塾では延べ700名以上の方が学ばれています。
受講生はBtoC企業でPRを担当する方に限りません。BtoB企業で営業活動や広告施策で集客してきたものの、コロナ禍で対面営業ができず、売上が低迷、広告費も削られ、もう打つ手がない――とPR塾を訪れた営業部長もおられました。
受講後にメディア掲載が獲得でき、SNSでの口コミも増え、売上が上がり、「会社の運命が変わった」と言っていただけることも多々あります。「今の時代にフィットしたPR力」を身につけることができれば、単なるイメージ戦略ではなく、売上拡大や商品の認知度アップを実現することができます。
非接触時代の「営業+PR」のポイントは
「これまでどおりの対面営業ができなくて困る」「オンラインだと商品の良さが伝わらない」など、コロナ禍での営業は困難を極めます。そこで、PRの力を加えることで、いつもの営業活動を後押しすることができます。
PRによって口コミやメディア掲載が増えれば、第三者(口コミやメディアの記事)があなたの企業の商品やサービスの良さを説明してくれるようになります。さらに「他薦」が増えることで、効果的に営業も実現できます。
PRは商品の特徴や良さだけではなく、その商品に込められた想いやストーリーも一緒に届けることができるメソッドです。売上を上げるだけではなく、ファンを増やすことにもつながり、また営業をサポートする「営業ツール」にもなります(この部分は次回に詳しくご説明させていただきます)。
「営業+PR」非接触時代の3つのPOINT
- メディアに掲載されることでその「商品の信頼度」が増す
- 自分で営業するだけではなく、「メディアという第三者」が後押ししてくれる
- 拡散という「独り歩き営業」を可能にする