セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は、Slackにおける企業のAIエージェント活用を実務レベルで本格化させる4つの新機能「AIスキル」「ディープリサーチ」「Salesforce Actions」「メモリ機能」の日本での一般提供を開始した。

今回の4つの機能は、人とAIエージェント、企業アプリケーションを1つの基盤でつなぐというSalesforceのビジョンを体現するものであり、定型タスクの自動化から複合的なリサーチ、Salesforceデータとの連携、パーソナライズされた対応まで、日常業務の様々な場面でSlackbotがAIエージェントとしてシームレスに支援する。
新機能の詳細
1.AIスキル(2026年5月より提供開始)
一度の定義でチームの定型業務を再現可能にする業務テンプレート。キャンペーンブリーフ、パイプラインサマリー、インシデントレポートなど、定型的な品質・フォーマットが求められる業務をゼロから組み立て直すことなく実行できる。
Slackbotには職種別のAIスキルライブラリがあらかじめ搭載されており、導入直後から活用可能。オリジナルのAIスキルも、Slackbotとの自然言語による対話を通じて作成できる。
日常業務のパターンからテンプレートを自動提案したり、ゼロから構築することも可能。作成後も業務の変化に応じて改善案を自動提案し、常に最新の状態を維持する。
2.ディープリサーチ(2026年5月より提供開始)
単一の質問に即答するだけでなく、複数ステップにわたる包括的な調査・分析を自律的に実行する機能。複数の情報ソースを横断して情報を統合し、詳細なリサーチレポートを生成する。これにより、これまで時間を要していた市場調査や競合分析、案件の詳細調査などを、Slackを離れることなく実施できるようになる。
3.Salesforce Actions(2026年5月より提供開始)
Slack上からSalesforceのCRMデータを直接作成・更新・編集できる機能。従来、顧客情報や商談データの更新にはSalesforceへの画面遷移が必要だったが、本機能により、ユーザーはSlackbotに自然な言葉で依頼するだけで、商談ステータスの更新、取引先情報の編集、活動履歴の記録などをSlack上でシームレスに実行できるようになる。
さらに、Slackbotが更新内容をドラフト形式で提示し、ユーザーが確認・承認したうえで反映されるため、入力ミスや誤操作を抑えながらデータを更新できる。
4.メモリ機能(2026年5月より提供開始)
SlackbotがユーザーおよびチームのSlack上での行動履歴・会話・習慣・好みを継続的に学習し、時間の経過とともによりパーソナライズされた対応が可能になる機能。ユーザーの業務スタイルや過去のやり取りに基づいて応答の精度と関連性を向上させる。Slackbotのメモリデータは管理者には公開されず、ユーザー個人のプライバシーが守られる設計となっています。
提供予定の機能
Slackbot Charts(2026年5月中に提供開始予定)
Slackbot上での会話を通じて、データの可視化(グラフ・チャート)をSlack内で直接生成・表示できる機能。外部のBIツールや分析ダッシュボードを開くことなく、自然言語でデータの傾向や比較を即座にビジュアル化できる。営業・マーケティング・経営管理など、データに基づく意思決定を日常的に行う様々な職種をサポートする。
Today View(Open Betaで提供中)
人とAIエージェント、企業アプリケーションをひとつの基盤でつなぐというSalesforceのビジョンを日々の業務で実感できる、AI搭載のパーソナライズド・ランディングページ。1日の優先事項、カレンダー、アクションアイテムを一元的に表示し、Slack全体の活動やすべての接続アプリから生成されたAIによる優先度ランキングを起点に、本日取り組むべき事柄を一覧で確認できる。
SlackbotおよびSlack Listsと連携し、優先事項への対応・フォローアップの作成・会議の準備まで一気通貫でサポートする「一日のコマンドセンター」として機能する。
