SalesNowは、1,400万件超の企業・組織データベースをAIツールから直接利用可能にするSalesNow APIのMCP(Model Context Protocol)対応を開始した。

背景
2026年、AIの活用は「チャットで質問する」段階から、「AIエージェントが営業業務を自律的に実行する」段階へ移行しつつある。ターゲットリストの自動生成、商談前調査の自動化、企業変化シグナルに基づく自動アプローチなどのAIエージェントが機能するには、企業データの活用が重要となる。
しかし現在のAIには、営業実務に活用するうえで次のような課題が生じている。
- データの鮮度不足:AIが保持する知識は学習時点(数ヵ月~1年以上前)の状態で、最新の従業員数や売上高、現在の採用状況などが反映されにくい。
- ハルシネーション:AIの特性上、存在しない企業名や誤った所在地・業界分類を回答することがある。
- 保有データの限定性:AIが提示できる情報は社名や業種といった基本項目に留まる傾向にある。役員構成や部署直通の電話番号、詳細な求人動向など、営業活動を進めるうえで必要な詳細なデータはカバーされていない。
このような背景を受け、SalesNowは、AIエージェントが正確な情報を参照するためのデータ基盤として「SalesNow MCP」の提供を開始した。
概要
「SalesNow MCP」は、AIツール(Claude・Cursorなど)にSalesNowの企業データベースを接続するサービス。接続後は、AIに自然言語で質問するだけで、1,400万件超の企業・組織データに基づいた回答を得ることができる。
接続前と接続後の違い
| 素のAI(接続前) | SalesNow接続後 | |
|---|---|---|
| データの鮮度 | 学習時点(数ヵ月〜1年前) | 毎日230万件更新のリアルタイムデータ |
| データの正確性 | ハルシネーションあり | 法人番号に紐づく一次データ |
| データの深さ | 会社名・業界など基本情報 | 売上・役員情報・直通番号・採用動向・ニュース |
対応AIツール
- Claude(Claude Code 、Claude Desktop)
- Cursor
- その他のMCP対応AIツール
- REST API経由であれば任意のアプリケーションから利用可能
SalesNow 代表取締役 村岡 功規氏のコメント
企業データの消費モデルが変わりつつあります。これまでは人間がダッシュボードを操作して企業情報を調べていましたが、これからはAIが自動的にデータを取得し、営業活動を支援する時代になります。SalesNow MCPは、この移行に対応し、AIが正確な企業データを参照できる基盤を提供するものです。AIが正確な企業データを当たり前に参照できる世界を、SalesNowから実現していきます。
