Salesforce入力エージェント「bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)」の開発・販売を行うベルフェイスは、キヤノンシステムアンドサポートがbellSalesAIを導入し、Salesforceに蓄積する活動データを営業の主観的な記録から客観的な情報であるVoC(※1)へと転換することで、利用者の生産性(※2)の向上を実現した事例を発表した。
※1 VoC:Voice of customerの略で「顧客の声」を指す。これを収集・分析することにより顧客の意思や価値観を的確に捉え、より良いサービスを提供することにつながる
※2 生産性:ベルフェイスでは、営業ひとりあたりが限られた期間でどれだけの成果を創出できるかを「生産性」としている

導入の背景
キヤノンシステムアンドサポートは、ITソリューションの提供を通じて主に中小企業の経営課題解決とDX推進を支援している。
顧客の真の課題にいち早く気づきより良い提案を行うには、日々の営業活動の蓄積と、そこからもっとも適した解決策を導き出す精度とスピードが求められる。
同社はこれまでもSalesforce導入以降、営業担当者が活動日報を記録していた。しかし、その記録が営業の主観に基づいた情報となってしまうため、顧客が話された内容を正確に残せているかという点では、VoCが取得できていなかった。営業の主観ではなく、実際に顧客が話した内容そのものを正確かつスピーディーにデータ化するため、bellSalesAIの導入に至った。
導入の決め手
キヤノンシステムアンドサポートでは、bellSalesAIの次の3点を評価し導入を決定した。
1.共創姿勢とパートナーシップ
ベルフェイスの提案に共感。営業組織の課題に合わせてプロダクト開発をスピーディーに実施する姿勢を評価した。
2.UIのシンプルさと使いやすさ
直感的なユーザーインターフェースで現場への定着がスムーズに進められると感じた。
3.顧客への転用可能性とサポート体制
自社での活用と同時に顧客にもbellSalesAIを体験できる点、およびサポート体制への信頼も導入の決め手となった。
導入効果
キヤノンシステムアンドサポートでは、bellSalesAIを導入し、次の成果が表れている。
1.生産性の向上
- bellSalesAI非利用者と比べて、利用者の生産性向上を実現。
- とくに営業実績が伸び悩んでいたメンバーに顕著な変化が見られ、チーム全体の底上げに寄与した。
2.営業活動の質的向上
- AIにより顧客との会話が自動でSalesforceに活動記録として入力されるため、営業が顧客対話に集中できるようになった。これにより、メモ取りや事後入力の工数が削減された。
- チーム内での情報共有が活発化し、チームセリングが実現。
- 情報の属人化が課題であったが、チーム全体で可視化されたことにより、機会損失を防止できるようになった。
3.提案力と売上の向上
- プロフェッショナル職が、商談内容を正確に把握し、適切な提案が可能になった。
- 商品知識が乏しい新入社員でも、チームサポートにより複数商品の組み合わせ提案が可能になり、売上単価が向上した。
4.定性的な成果
- 利用1年以上のメンバーを対象としたアンケートでは、「明日からbellSalesAIがなくなっても営業活動ができるか」という問いに対し、否定的な回答が多く寄せられた。
- 全国の営業現場からも、業務の利便性向上を評価する声や、今や不可欠なツールであるとのフィードバックが多数寄せられた。
キヤノンシステムアンドサポートのコメント
営業活動において、これまで10数年間、営業が主観で重要と判断した情報を記録していましたが、bellSalesAIの導入により、顧客が実際に話した内容そのものを正確にデータ化できるようになりました。その結果、利用者と非利用者で生産性に差が生まれ、特に営業実績が伸び悩んでいたメンバーの成長が著しいです。商談ライブ機能によるリアルタイムマネジメントや、カスタマイズ機能による情報取得の標準化により、組織全体での情報共有とチームセリングが実現しています。利用1年以上のメンバーからは「bellSalesAIが手放せない」という声も上がっています。私たちはDXの取り組みを通じてご提案の質をより一層高め、お客さまのDX推進に寄与することを目指しています。こうした取り組みにより、信頼をさらに深めながら、共に新しい価値を創造し続けてまいります。
「bellSalesAI」について
bellSalesAIは、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出・構造化し、Salesforceへの入力を効率化するサービス。
特徴
- Salesforce入力効率化に特化:AIが商談会話から必要項目を自動抽出
- 使いやすさ:対面はスマホアプリ、ウェブ商談はPCアプリで操作できる
- AIによる要約・抽出:独自AIが情報抽出・構造化を実施
