企業競争力向上のためのCRM/SFA(営業/顧客管理システム)である「esm(eセールスマネージャー)」を提供するソフトブレーンは、異なるクラウドサービスのスケジュールを同期するデータ連携アプリ「esm linkage schedulelink」を、同社のアプリストア「esm linkage」にて提供を開始した。
本サービス提供の背景
近年、多くの企業で業務効率化のために複数のクラウドサービスを導入することが一般的になっている。しかし、それぞれのサービスが独立してスケジュール機能を持つため、ユーザーは、あるクラウドサービスに入力した予定を別クラウドサービスにスケジュール登録するといった手間を強いられていた。
また、このような手間によってカレンダー登録がなされないと、クラウドサービスが本来持つ機能やベネフィットを最大に得られない状況にもつながる。
ソフトブレーンはこれらの課題を解決するため、クラウドサービス間のデータ連携を実現できるアプリストアesm linkage上で、異なるクラウドサービス同士のスケジュール情報の自動同期を可能にするesm linkage schedulelinkの提供を開始するに至った。
特徴
1.開発不要で連携
プログラミングの知識は必要なく、GUI上での設定のみで、サービス間のスケジュール連携を開始できる。
2.メンテナンスフリーで運用負荷を軽減
連携先クラウドサービスのAPI仕様変更にも自動で追随するため、導入後に専門の担当者がメンテナンスを行う必要がなく、本来の業務に集中できるようになる。
3.連携対象サービス
CRM/SFAからグループウェアまで、さまざまな企業で利用されている主要なクラウドサービスに対応している(連携対象にeセールスマネージャーRemix/esm(eセールスマネージャー)を含まずとも利用が可能)。
対象サービス/稼働環境:
- 【Outlook】
- Microsoft365 (Office365)Outlook
- Microsoft365 (Office365)Exchange Online(現在オンプレミス版のExchange Serverは非対応)
- 【SalesCloud】
- SalesCloud(APIバージョンv62.0)「Lightning Experience」形式推奨
- 【Googleカレンダー】
- Googleカレンダー(APIバージョンv3)
- 【Garoon】
- Garoonクラウド(Garoon6)
- Garoonパッケージ版(バージョン5.0.0以降。オンプレミス環境の場合、esm linkageがGaroonAPIへアクセスするために、インターネット経由での接続が可能なことが必要)
- 【eValue】
- eValue V Air
- 【eセールスマネージャーRemix】
- eセールスマネージャーRemix Rest API(Ver2 R.1.0.43.0以上)
- 【esm(eセールスマネージャー)】
- esm API最新版