ンボーディング特化型AIサービスを開発・展開するSwapは、プレシリーズAラウンドにてDRG Fundを引受先とした第三者割当増資により、資金調達を実施した。
資金調達の背景・概要
Swapは、2018年1月の設立以降さまざまな企業・団体とプロジェクトやオープンイノベーションに取り組んできた。現在、とくに企業の新入社員や新入社員を受け入れ指導するマネジメント層との間で、いわゆる“配属・上司ガチャ”と呼ばれるような、意向や適性と合わない配属または相性の合わない上司のもとへの配属、属人的なマネジメント・フォローアップにより、組織でのパフォーマンスを最大化できず新入社員が定着できない課題がある。
こうした中、Swapでは新入社員のオンボーディングにフォーカスし、日々の学び・振り返りの習慣化や、組織内での孤立を防ぎ自律的な成長を促せるような仕組みを提供するとともに、マネジメント層がより適切な評価やアドバイスができるよう独自のマネジメントプロダクトを開発してきた。
同社では、このたびの資金調達により、プロダクト開発のさらなる強化や多角的な事業展開を推進する。
DRG Fund 日下部竜氏のコメント
OFFHACKは、新入社員の学び・モチベーションを可視化し、マネージャーが適切にフォローできるサービスで、定着率の向上が期待出来るプロダクトとなっています。DRG Fundは、社員のメンタル疾患や会社の人材不足といった社会問題を解決し、より健全な労働環境への変革につながる可能性を見出して出資いたしました。今回の出資を通してOFFHACK及びSwap社が理想とする社会/企業文化を実現するための事業拡大や経営支援を行ってまいります。
Swap 代表/CEO 藤沢勇輔氏のコメント
成長意欲がある新入社員が、「人間関係に左右されず」どんな環境でも学び・振り返り、評価され、小さな成功体験を積み上げられる世の中にしていきたいと考えています。人間には好き嫌いがありますし、罰ゲーム化する管理職と言われる時代の中で、「人間関係の相性はあるけれど、長所や挑戦、努力している部分を適切に評価/伸ばすことができる個人、素敵なマネージャーを増やすこと」が、日本社会における新人定着・マネジメント文化をより良くし、経営/組織課題を解決できる一助になれるよう引き続き、取り組んで参ります。
Swapアンバサダー 「1分で話せ」 伊藤羊一氏のコメント
私は武蔵野大学でアントレプレナーシップ学部長として、学生が想いを持って未来に踏み出すチャレンジを応援しています。そこで得た最大の気づきが、「人は声に出して話し続けて成長する」ということです。OFFHACKはそれを実現するツールです。声に出して記録し続ける。これこそが企業さんの人材育成に必要なことなのです。だから僕は、OFFHACKを応援し続けるし、今回の資金調達がその大きな契機になると確信しています。