マネーフォワードのグループ会社であるナレッジラボは、クラウド型経営管理システム「Manageboard」において、企業向けプランの提供を開始した。
クラウド型経営管理システム「Manageboard」は、会計データをもとに事業計画や予算管理などを自動化し、企業の経営管理を効率化するクラウドサービス。目標売上高や前提条件などを設定すると、予算実績分析、キャッシュフロー予測、AIチェックなどの経営シミュレーションを自動的に表示する。
中堅・中小企業やスタートアップ企業は、予算管理や事業計画を立てる際、Excelに会計データを手入力し自力で計算を行うケースが多く、経営分析に時間がかかるという課題があるという。この課題に対してナレッジラボは、「Manageboard」を通じて経営管理の効率化をサポートしてきた。これまでは会計事務所など財務のプロフェッショナル向けに提供していたが、このたび企業向けプランを開始することで、さらに多くの中堅・中小企業やスタートアップ企業が利用できるようになる。
<主な機能>
- 財務分析:会計や予算のデータからワンクリックで売上分析、コスト分析、キャッシュフロー分析ができる
- 業績シミュレーション:直感的な操作で経営目標やコスト見込みをクラウド上でシミュレーションすることができる
- 予算管理:部門別予算や詳細な予算設定をクラウド上で簡単に作成・管理できる
- 予算進捗管理:従業員の予算進捗状況をクラウド上で容易に共有・報告できる
- 経営計画:シミュレーションをしながらPL(損益計算書)・BS(貸借対照表)・CF(キャッシュフロー計算書)を作成するとともに、容易な操作で複数年計画を策定できる
企業向けの新たな機能
- 売上予算管理:売上を部門別や担当者別に作成・管理することができる
- 権限カスタマイズ:ユーザー毎にアクセスできる画面や編集できる項目を設定できる
- 予算進捗報告:予算の進捗状況を報告・確認することができる